あめふら日記

カテゴリ:RFA・肺切除( 42 )




RFAへの道② 呼吸器外科にて

まずは採血。
試験管ひとつかみ分ぐらい。
そして胸部レントゲン。
さらに心エコー、負荷心電図。はううう。


そして診察。
びっくりした。
選択肢は3つ。

① 呼吸器外科で左肺下葉切除、その後B病院でラジオ波焼灼
② 呼吸器外科で左肺下葉切除、回復後に右肺部分切除
③ 呼吸器外科で右肺部分切除と同日に左肺下葉切除

左肺下葉というのが一番大きな腫瘍があるところで、これは大動脈やら心臓やら気管支やらを巻き込んでいる可能性があるのでとにかく早く取ってしまわないといけない部分。
そして右肺にある腫瘍は小さいので、部分切除でいける。
だから手術の優先順位としては 左肺 → 右肺 という順番。
以前はあまりにも腫瘍が小さかったので、手術は難しいという回答だった。でも今ならいける。

ただ、左肺を半分取った後で右肺を手術した場合(②)、手術中に酸素の取り込みが足りなくなってしまい、手術続行不可になる可能性が。
それを避けるために、先に右肺の腫瘍を部分切除してから、そのまま左肺下葉切除をする(③)という方法もありますよ、とのご提案。
ただ、合併症リスクは高くなるとのこと。

ちなみに、左右ともに完全胸腔鏡下ではなく、併用になる見込み。
傷は10cmくらいになるそうだ。


一番安全な選択は、①の左肺下葉切除+ラジオ波焼灼。
②はちょっとギャンブル。右を開けてみたけど最後までできませんでした、ということも起こりうる。
③はどうだろう、可能性がある以上は一応お伝えしますけど、という程度のものだと信じたい。



そしてさらに驚くべきことに。
左肺の腫瘍だけが妙に大きくなっているのは、もしかしてこれは転移巣じゃなくて原発巣、つまりは純粋な肺がんなんじゃないかという恐ろしい指摘が。
そんなばかなー。



とりあえず、今日は左肺下葉切除はやります、というところまで。
①か②か③かは持ち帰り。
でも、①だよなあ。







by amefurashimodoki | 2016-10-12 21:10 | RFA・肺切除

RFAへの道① せんせいに、そうだんだ!

自分、今のところ原発巣は再発なし、その代わり両肺に転移巣(多発転移)という状態。



ラジオ波焼灼術(RFA)は、肝臓がんでは保険適用だけど、肺では自由診療。
そろそろ使える薬も減ってきたし、薬を使い切る前に何かやりたいけど、手術は腫瘍が多いから適応外だし、放射線はケモとの兼ね合い的に厳しいし、温熱療法とかどうかな → マイクロ波って何? → ラジオ波焼灼……焼灼?って、何て読むの?みたいな間抜けなところから始まった。



私の状況ではどうやらラジオ波焼灼しかなさそうだけど、できるかどうかは分からないし、やってる病院はここからかなり遠いし(飛行機の距離、もしくは新幹線で半日がかり)、先進医療から外れた自由診療だから費用もかかるし、そもそもあまり情報もないし、でもね、でもね。
体力的にも経済的にも、思い切れるのは今がリミットではないか。


そこで、スキル「せんせいに、そうだんだ!」発動。
実施例が多いA・Bの病院のHPを印刷し、診察時にご相談。
ケモを続けることに異存は全くないが、できることを今のうちにやっておきたい、他に転移が出ちゃったらもうできないし、働けなくなったら思い切った治療は難しくなるし、と。
やはり肺に対するラジオ波焼灼はなかなかレアな治療法なので、主治医からアプローチできる先はないみたいだけど、それだけにまっさらな状態でとにかく話を聞きに行くのがよいのではないかという結論に至った。



で、この辺から、いろいろと思いがけない展開が起こり始める。


① 自分が行ってみようと考えてたのは一番実施例が多いA病院だけだったが、後から主治医から「どうせなら(次に実施例が多い)B病院にも行ってはどうか」と連絡が。……正直、その時はええっと思った。でも、面倒がるところが自分の悪い癖でもあるため、一晩考えて、思い切ってその提案に飛び込むことにした。


② A病院とB病院の予約日が1カ月近く離れてしまい、先に予約が取れていたB病院の日程をA病院に合わせて動かしてもらうことも考えた。しかしまたまた一晩考えて思い直し、先にB病院を受診することに。


③ B病院では、気管支や血管に近い腫瘍があるため現状ではラジオ波焼灼実施はできないと一度は言われた。でも、ちょっと粘ったところ、その腫瘍を手術で取れれば残りは治療可能との提案を受ける。ただし、多発転移だしラジオ波焼灼はあまり知られていないため、手術を引き受ける施設は少ないと思われる……が、同じB病院の外科でなら、手術 → ラジオ波の流れができているので可能ではないかと。で、手術の実施の可否の参考データとして、ということで、ほぼ術前検査をしてもらう。


④ 持ち帰って、再度「そうだん」スキル発動。B病院で言われた「腫瘍を手術で取る」とは腫瘍のみの部分切除ではなく肺下葉切除で、それなりの手術だし術後の診察もある。そのためできればかかりつけ病院の呼吸器外科でやってもらえないかと相談。実は以前、呼吸器外科には腫瘍の切除について相談したことがあり、一旦は難しいという返事をもらっていたこともあって、うーんどうかなあ、治療の流れ的にも全部B病院でやってもらった方がいいと思うけどなあ、……と渋られつつ、それでも粘ったところで主治医スキル「だめもとで、でんわしてみよう!」発動。


⑤ ケモ終了後、診察室に戻ってみると、なんとかかりつけ病院の呼吸器外科で手術を引き受けてもらえるとのこと。ラジオ波焼灼前提の手術であることも伝えたが、それでも大丈夫、やりますよとのことであった。自分もだめもとだと思っていたので、変な声が出た。これはものすごく助かる。



主治医によれば、B病院にしろかかりつけ病院にしろ、標準治療の選択肢がまだある状態だったらここまで上手くは行かなかったのではないかとのことで。
そうですねほんとよかったです助かりますありがとうございました、と言いつつ、あれ今すごいこと言われた?いやいや気のせい。


実は肺下葉切除なんてこれっぽっちも考えてなかったので、しかも肺を切るとなるとQOLの問題が出てくるので、B病院での診察結果からこっち、どうしようどうしようと混乱の極みであった。
治療法があってよかった、というのは頭ではわかっていても、気持ちが全くついていかない状態で。
でも、数日かかって手術やむなしという気持ちになって診察を迎えて、さてどこで手術を受けるか?という問題も解決しつつあるので、こうなったらこれは流れに乗るしかないでしょう。




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by amefurashimodoki | 2016-10-05 17:36 | RFA・肺切除
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ、肺RFA。
by あめふら
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