あめふら日記

そうだ、放射線、やろう①


気胸によるどったんばったん大騒ぎからの退院、そしてすぐに消化器の診察日がやってきた。


あまりにもへろへろで辛うて辛うてもうわしゃあ……と涙ながらに訴えたわけでもないけれど、とりあえずとにかく早く骨の治療に入りたいです辛いですと言ってみたら、30分後に放射線科受診となった。



放射線科では、一回に治療できるのは(拘束される時間的にも)3カ所が限界でしょう、ということで、まずは胸椎、右股関節、左大腿骨を治療することに。
土日はお休みで、全10回の照射。
で、通院なら今日照射位置をマーキングして明日から治療に入れると言われたが、疼痛コントロールと栄養管理という課題もあったので、治療は入院して行うことにした。

この日はランマークを注射してから帰宅し、カルシウム剤をぼりぼりやりながら入院セットを再確認して、寝た。



入院1日目。
この日はCTを使って照射の位置決めをした。
自分はCTの台の上に寝て、技師さんたちがモニターやら何やら確認しながら体に線を書き込んでいく。このインクはほんとに布に付くと取れないらしい。正直甘く見ていた。

そして自分は右足を動かさないという状況が痛くて辛いので、涙目になったり休憩を挟んだりしながらの作業となった。

入院2日目から照射開始。初回なので1時間くらいかかったようだが、回を重ねていくと所要時間はどんどん短かくなるそうだ。




ところがここで問題発生。
自分、なぜか入院から日を重ねるごとにどんどん具合が悪くなっていく。
便通が止まり(まぁこれは入院すればよくあること)
吐き気が起こり(放射線のSEか、オキシコドンのSEか)
食欲が落ち
……

入院開始から3日目、ついに嘔吐。
うわあ放射線ってこんなきついんだあ、と思っていたが、……



この問題に関しては、意外な形で幕引きとなった。



後から聞いたところによると、自分の前にこのベッドを使っていた患者さんも、この環境なら家の方がましだと早々に退院したそうだ、
というのが、隣のベッドのおばさまが、

①夜中、1〜2時間おきに着替えのために看護師さんを呼ぶ
②自分はもうここから生きて出られないと思っている、が口癖
③内視鏡治療から戻ってきた患者さんの枕元で、「ちゃんと体を休めなきゃだめよ」と言い続ける
④窓を開けると寒くて死にそうになる
⑤冷房をつけると寒くて死にそうになる
⑥私はこんなに大変な状態なんだ、という主張を延々続ける
⑦若い人は進行が早いから、という話を延々続ける
この方、たぶん一日に30回くらいは「死ぬ」と言っている。

このおばさま、予定より2日早く退院して行ったんだが、その直前には自分はかなり追い詰められていて、「個室空いてませんか」と看護師さんにも主治医にも聞きまくっていた。
やっぱり不幸自慢は周りを不快にするし、「死ぬ死ぬ団」は悪の秘密結社だし、「ごはん」なのか「めし」なのか、「食べる」なのか「食う」なのかもその人や周りの雰囲気を作っていくんだなーと思う。あと、やっぱり声のボリュームね。

何より、たまたま病棟の個室が全て埋まっていて入れなかった、というのがお互いにとって不幸だった。



で、おばさまが退院し。
あめふら、とりあえずちょっとだけ調子上向きです。
照射がお休みだからかもしれないし、天気が良いからかもしれないけど。


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by amefurashimodoki | 2017-07-09 11:56 | 病気さまざま
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ、肺RFA。
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