CPT-11+Cet3-5-1 今週は単剤
昨年の8月から、ビブリアという読書アプリを使い始めた。
ただ淡々と読んだ本を登録していくだけの使い方しかしておらず、その登録も本のバーコードを読み込むだけで、それでも読み込むと瞬時に本のデータが表示されるので、毎回「おおっ」となって楽しい(じいちゃんみたいな感想だな)。
これから読みたい本も登録できるので、雑誌やなんかの書籍紹介コーナーで気になった本はすぐに登録。
便利。
で、昨年は76冊読んだらしい(マンガやらレシピ等も含む)。
どうも頭がうまく使えないので、エッセイや新書が好き。あと、沢木耕太郎の『深夜特急』。
そして今日、今年に入って77冊目を読み終えた。昨年の登録冊数を超えた。
ちなみに77冊目は、西加奈子『ごはんぐるり』。
今日の診察。
来週でCPT-11+Cet3クール目が終わるんだけど、次クールはどうするかという話(ちょっと休憩入れるかそのまま次のクールに入るか)ということから、「今の治療とIRISとFOLFIRIと、比べたらどんな感じ?」という話になった。
個人的には、SEのきつさは CPT-11+Cet < FOLFIRI < IRIS かなあ。
まぁ、今の治療が楽なのは「治療に専念してるから」「イリノテカンかなり減量してるから」だけど、SEの実感としてそんな感じ。
先生はFOLFIRIからIRISに変更した患者さんがほぼFOLFIRIに戻ってくる(というかIRIS続行不能になる)のはなんでかなーと常々言ってたけど、シュアフューザー46時間つけっぱなしとか直で血液に5-FU入れるしんどさとかを考えても、TS-1のSEでリンコデとロペミンを飲んでも抑えられない下痢が一週間、下手すりゃ10日続くよりは、FOLFIRIの方がましだと思う。
もうやりたくないけど。
もちろん、TS-1とイリノテカン大丈夫な人だったら、IRISは楽だと思う。
隔週の通院でいいし。
SEって個人差が大きいしQOLの考え方も人によって違うので、実際やってみて自分の体で経験してからじゃないと比較はできない。
でも、FOLFIRIとIRISが選べる状況だったら、どうかなあ。
あ、治療の段階的にそれは現実的じゃないか。
で、思い出した。
以前、シュアフューザーの目盛りが減らない、と相談に来ていた患者さんのこと。
昨夜寝る前に見たら目盛りはこの位置だった気がするんだけど、朝起きても目盛りの位置が変わってない気がして、午後になってもやっぱり変わってない気がするから心配。って。
すごくわかるよその不安。でもね、自分の身は自分で守らないと。
看護師さん「じゃあ今度から、寝る前にでも目盛りの位置と時間を印つけて書き込んでいきましょうね」
患者さん「それは入院中は看護師さんがやってくれてたんですけど、今回は何だか目盛りの位置が変わってない気がするんです」
看「ですからそれをこれからは自分でやってくださいね」
患「このあいだも抜針できると思って来たら、まだ薬が残ってるって言われて結局夕方まで待たされて帰れなくて大変で」
看「上から見ると正確な目盛り位置が見えないので、目の高さで読んでくださいね」
患「でもどこを読んだらいいのか分からなくて」
結局30分くらいいて、目盛りが動いたのを確認して帰っていった。
患者さんが外来に移っても困らないように、ちゃんと退院前にいろいろ教えてから出してあげないとね、と思った。
それと、病院で手厚くやってもらえるとしても、いざ困ったことが起こったら不安な思いをするのは自分だから、患者としても自分の状況を把握しておかなきゃいけないよね。
確かに初めてのポートとシュアフューザーって不安いっぱいだしさあ、自分も薬がなかなかなくならなくて電話したこともあったけどね。
今日と来週はアービタックスのみの投与なので、時間もかからないし体も楽。
この隙に、……何をやろうかのう。
そして、海老蔵氏に奥さんの病気について語らせる必要性がどこにあったのか、わざわざ会見、そして生中継!ってびっくりした。啓発活動の一環、ではないんだよね?
っていうか、そもそも人の病気を暴露する必要性がどこにあったのか、よくわからない。
他人の人生とノンフィクションは違うんだぞ。
病気を公表するのが偉いことで、隠すのはカッコ悪いことだなんて、そんなの絶対ないんだぞ。
人生はお涙頂戴のドラマじゃないんだぞ。
いっぺんg(ry
by amefurashimodoki
| 2016-06-09 21:01
| CPT-11+Cet
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ、肺RFA。
by あめふら
by あめふら
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