あめふら日記

セカンドオピニオン

近所の腫瘍内科にて。
担当医はその道の権威。
なかなか押し出しのいい先生で圧倒された。
今までの紆余曲折も笑い飛ばされた。
しかし便箋を何枚も使ってどんどん書きながら懇切丁寧に説明して下さる。


まず、現状について。
 
 1、たちのいい大腸がんであったこと。
 2、低位前方術で何事もなく手術ができ、原発巣を取り除くことができたこと。
 3、人工肛門にならなかったこと。
 4、化学療法が絶大に奏功し、腫瘍が消えたこと。

とにかくラッキーだったということを確認。
ここまでいくのは全体の10%程度だそうな。

で、復職に関しては全く問題ないので、明日からでも働けばいいんじゃない、と。



それに伴う化学療法の今後について。

 現在の状況(原発巣も転移巣も消失した)を、ステージⅢb(遠隔転移なし)原発巣完全切除と同じ状況と考える。
  ↓
 そうすると、現在行っている化学療法は術後補助療法6か月と同等と考えられる。
  ↓
 腫瘍消失が分かったのが3月なので、そこから術後補助療法6か月となると、完了するのは9月。

ということで、必要なケモはほぼ完了したと考えてよいのではないかとのこと。

これからの治療としては、
 1、投薬をやめて数か月ごとにこまめにCTを撮影し、経過を観察する。
 2、内服による抗がん剤を一定期間使用し、その後経過観察に移行する。
 3、内服+点滴(持続投与なし)を一定期間行い、その後経過観察に移行する。
などの方法を提案していただいた。


体内の細胞レベル、遺伝子レベルで考えれば、がんの元になるものはそりゃあまだ残ってるだろうけど、そこまで考えたらキリがないと。
で、QOL向上のためのケモが逆にQOLを下げてしまっては本末転倒だと。
(副作用がきついとか、治療のスケジュール的に仕事が続けられないとかね。)

まぁ自分の場合は腫瘍消失までこぎつけたので言えることなんだけど。

だから、腫瘍が消えたんならここで一旦経過観察にして、万が一また出てきたらケモ再開、手術などの手を打てばいいのではないかとのことだった。
自分はFOLFIRIもFOLFOXも使えるし効くし、分子標的薬も他にも使えるやつがあるし、新薬もこれからどんどん出てくるし。
で、

投薬だけが治療ではない。経過を見守ることも大切な治療。

と言われた。



それから、
30代で大腸がんになるというのはやはり早いので、遺伝子的にがんになりやすい状態なんだろうとのこと。
なので、これから転移・再発というよりも、新しくがんに罹患するリスクが高いことは覚悟した方がいいと言われた。
まぁ手術を機にタバコはやめたし、酒も普段は飲まないし、あとは食生活とか生活習慣に気を付けなくては。
で、まめに検診受けて、診察受けて。
自分の身体を過信せずに生きて行こうと思うですよ。



で、最後に、「あなたの主治医は、おそらくあなたの希望を全部聞いて叶えようとしてくれると思うよ」と。
「だって、セカンドオピニオンに出してくれたんだしね」と。
ああ、これで今までの治療とセカンドオピニオンがつながるんだな、と思った。
こういうふうにして出して(患者を戻して)やれば、こちらとしても主治医のところに戻りやすくなるんだな。
と、いうことで。
帰って相談なのです。



by amefurashimodoki | 2012-08-27 23:13 | FOLFIRI+BV
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ、肺RFA。
by あめふら
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