あめふら日記

<   2017年 06月 ( 7 )   > この月の画像一覧




そして、気胸になる③


ドレーンを入れて5日、ある日はしっかり膨らんでいた肺が次の日にはちょっとしぼんでいたり、と一進一退の状態が続いていた。
そもそもなんで気胸になったのかもわからないし、肺のどこに穴が開いたのかもはっきりしないし、ただ、体勢とか何とかの加減によって開いたり閉じたりしてる隙間があるようだ。
前回の手術の時にも気胸には手を焼いたので、ちょっとしっかり対応したいよね。



ということで、作戦①。
このまま放っておいてもそのうち穴は塞がるんだろうけど、フィブロガミンというお薬を5日間連続で注射して、しっかりかさぶたを作って穴を塞ごうというもの。
えっ点滴⁉と思ったが、蓋を開けたらほんとに数分で終わる注射だったので楽勝。特にどうという副作用もないしね。

しかしエアリークはちょっと不安定。
ぽこぽこするのが全くないです、とは断言できない。うーん。


そこで、ついに作戦②。






by amefurashimodoki | 2017-06-30 16:41 | 病気さまざま | Comments(0)

そして、気胸になる②


急患室まではなんとかゆるふわっとたどり着いたけれども、受付で「連絡なしで来ちゃったんですけど診てもらえますか」というフレーズが途中で息が切れちゃって言えないんですけど!
まじで破れ提灯のきもち。


で、待合室でぱくぱくしてたらそのうち診察室に呼ばれた。

ここでも担当の先生がこないだまで呼吸器外科にいた研修医氏で、あれもしかしてあめふらさんじゃないですかお元気なはずないですよね、痛みはないけど?息が苦しい?ちょっと仰向けに寝てください、この辺とかは?(あちこち押される → 物理的に痛い)エコーも見ますね、はいじゃ起きてください血ガス取ります(ぶすり)、じゃあレントゲン行ってきてください、


そして帰ってきたら


じゃあ荷物全部持って奥へどうぞ


奥ってどこかのう、だめなとこに入っちゃったら止められるよね、とおっかなびっくり行ってみたら、いわゆる救命救急センター処置室にたどり着いてしまったのである。
そして処置台の上に当たり前のように病衣(しかも微妙なところでサイズ違い)が置いてあるのである。
じゃあ荷物はそちらに置いていただいて、カーテン閉めて着替え終わったら教えてくださいねーって看護師さんの笑顔が弾けるよね。まぶしすぎるよね。
そして着替え終わったってまだ言わないうちからカーテン開けにくるよね。

ああママン、ぼくは今夜、ていうかしばらく、帰れないよ……


そしてぱたぱたと再登場する研修医氏。

あ、今呼吸器外科の先生呼びましたから、あと今撮ったレントゲンお見せしますんでちょっとお待ちくださいね。……ああ先生、ここ救命センターだから細いトロッカーないんですって、どれにします?好きなの使っていいそうです……ああえっと、でねあめふらさん、ええと、こっちが左の肺です。血管とか通ってて、白く見えますよね。で、こっちがあめふらさんの右の肺です。この真ん中あたり、真っ黒じゃないですか。ここね、肺じゃなくて、空気なんですよ。で、今残ってる肺が、ここ

とボールペンで指された先には


夏休みに小学生が卵2コを使って作った失敗玉子焼き、みたいなのが、かろうじて右側の胸壁?みたいなとこにへばりついていた。ぺしゃり。


ということで、あめふらにもぼんやりと、これはすごい気胸で、処置は胸腔ドレナージってやつだなー、というのが想像できた。なんかトロッカーつかみ取りみたいな状態になってたなー、あんなもんなんだな、と思う。


そして呼吸器外科のナイスガイとまさかの再会。

おお、こんばんは、今回は?気胸?あら何でまた。あーでも結構な気胸ですね。ドレーン入れましょうね。


はいじゃあ向こう向いて横になってくださいね、はい消毒します……麻酔します痛いです……はい入れていきます(道を切り開きつつあれこれしつつの感触)……はいここ一番痛いです……あとは長さ調節しますねー、……はいできあがり。


ということで、

胸腔ドレナージ(約1カ月ぶり4回目)


全部終わって救命救急センターの病室に収まった頃には、当然日付なんかとっくに跨いでいた。オキシパルスメーターと、心電図の電極シールと、あととにかくねもい。


そして生まれて初めて迎えた救命救急センターでの朝は、ベッド脇のドレーンバッグのとこから聞こえてくる、呼吸器外科部長の「あらあらあめふらさんどうしたのこれー」という大音声から始まった。

おはようございます……


とはいえ気胸なので最速で1週間後には退院とのことだったので、個室しか空いてないですけどいいですか、と言われても別に気にならなかった。

差額ベッド代は出るもん。今回は大丈夫だもん。

あとは両親に入院セットBを持ってきてもらい、暇つぶしに売店に買い物に行ったりしながら、非常に呑気かつ思いがけない入院生活がスタートした。
手術らしい手術も受けてないので、身体のダメージも最低限みたいなもんだし、歩けるし、ドレーンのとこもそんな痛くないし。

思いがけない展開で、考えていたこれからの予定が完全に白紙に戻ったのは大変困ったけど……
でもおやつとかちょっとつまみながら、毎朝レントゲン撮りながら、来週には退院するつもりでいた。






by amefurashimodoki | 2017-06-29 11:43 | 病気さまざま | Comments(4)

そして、気胸になる①


2週間以上前のある夜。

もうそろそろ寝ようかなと思って、寝る前にはトイレな訳で……いや尾籠な話なんですけど、まぁトイレで軽くいきんだわけですよ。


そしたらねえ。

胸の中でね、何かがね、ぷつんと。




夜中にトイレでいきんだら弾ける胸の中の何か、って、こっちにしてみれば一体何なのか(ていうかそもそも一般的にそんなもんあんのか)全然想像もつかないわけですよ。

ひょっとして人間にはそんな夜もあるんでしょうか。

あめふらはあめふらしだからわかんないのかな。

あめふらも早く人間になりt




ていうかそんなのどうでもいいんですよ。

苦しいの。胸が。ていうか、息が。もっと具体的に分かりやすく言えば、呼吸が。

吸えないし吐けないの。


顔色も悪くない。

指先も白くなってない。

痺れたり、冷たくなってたりもしない。でも。


でもあめふらちょっと考えた。

今の自分の状況からいけば、例えばパニック障害とか過呼吸みたいな、メンタルに、ひいては呼吸にダメージが出るようなことが起こっても全然おかしくないわけで。


よし、ここはひとつ。





(あめふらはよこになっています……

(あめふらはよこになっています……




ぶばあ。

ぐるじい。

誰だ人の胸にセメント袋乗せたやつは。

許さないから出てきなさい。



(おそらくこの段階であめふらの肺はぺしゃんこに潰れてしまっていて、胸郭を持ち上げられなかったんだと思う。)




ここでついに自分は「これ以上待ってても症状は良くならない」と観念。

追い返されるかもしれないけど、死ぬ前に一回病院行っとこう、と思い、入院セットA(おはし、スリッパ、ティッシュ、充電器、印鑑など、入院してすぐに使うものだけが入っている)を持ち、きっと追い返されるんだろうなあ、と思いながら、ふらふらと急患室に向かったのである。


にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
にほんブログ村



by amefurashimodoki | 2017-06-26 14:47 | 病気さまざま | Comments(8)

にういんしてます


気胸のため、チェストチューブが入っている(約1カ月ぶり4回目)。
気胸って苦しいんだなあ……


にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
にほんブログ村



by amefurashimodoki | 2017-06-12 19:28 | 病気さまざま | Comments(6)

答え合わせ


診察でありました。


今回のCTで分かったこと。
 手術で取り切らなかった肺の腫瘍はすべて増大。
 右肺に複数の新たな腫瘍。
 両腎転移の疑いあり。

今回のPET-CTで分かったこと。
 右肺の転移巣は2つ(10mm↑)、左肺は4つ。
 左鎖骨、胸椎、仙骨左側~左腸骨、右臼蓋~恥骨、左大腿骨に骨転移。


まとめると、
 右肺の転移巣は1個増えている。大きさは1カ月で倍増。
 左肺の転移巣は2つ増えている。
 神経痛かなあ、と言われていた右足の痛みは骨転移によるもの。今回は全身PETじゃなかったので膝までは撮ってないが、たぶんこの痛さだと膝にも転移がある。
 術後に物を取ろうとすると痛かった胸骨、首からきている肩こり?と言われて電気をあてていた左肩も転移の痛み。



たった2カ月化学療法を休んだだけでこのありさま。
この状態だと、とてもRFAなんて言ってられない。とにかく全身療法が先。

これは今までのどの告知よりもつらかった。だってあと一押しで見た目の腫瘍がなくなるかも、だからがんばってRFA、と思ってたんだもの。


期待って怖いなあ。期待と希望は全然違うものなんだなあ。


たぶん診察室で初めて泣いた。けど、まったく状況が理解できなくて、うまく泣けなかった。
涙より鼻水が出て困った。
あとね、涙で化粧が落ちるのが気になったのもある。
O2レンズ使用者なので、マスカラとか目に入ると激痛なんだ。



先生は、結果は結果で現実だから変えられないけど、対処法を考えていこう、とか言ってたけど……
それは正論だけど……それが簡単にできたら苦労しないよねー。



ものはついでと、「もし将来緩和に移行になったら、在宅医療は一切希望しませんから」と言っておいた。
「お、おう」という感じ。でもちゃんと覚えておいてね。


にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ




by amefurashimodoki | 2017-06-09 07:18 | 病気さまざま | Comments(20)

傷、なのかもしれない


相変わらず痛い痛い生活を送っております。


朝起きると右の脇の下というか脇腹というか、肋骨のあるところから背中にかけてが激痛なのです。
で、起きてロキソニン&アズレン・グルタミンを飲んで、ごはん食べて、オキシコドンその他もろもろを飲んで、というのが一連の流れなわけですが、今日はそこにさらにオキノームも飲んで、それでも痛くてついつい寝直してしまったのです。うう。

まぁ小一時間横になってたらだいぶ楽になってきて、今度は背骨と肩甲骨の間がぎゅうぎゅう握られるといういつもの筋肉痛が始まったわけだけれども。



たぶん朝起きて痛いのは手術の傷の方で、中で切ったり縫ったりはがしたりのやつで、これは横になったところから縦になるという動きのせいで痛みが出るっぽい。そしてそれが落ち着いてくると今度は肋間神経痛が顔を出すというパターンなんだな。
でもこのパターンが読めたからといってなんの役にも立ちはしないんだけれども。



これは確実に時間ぐすりなのでどうにもならないけど、明日の診察ではちょっと痛み止めの容量を増やしてもらおうかなーと思う。できるかな。
でも昨日とかあまりに痛くて晩ごはんパスしたよ。参ったなあ。






by amefurashimodoki | 2017-06-07 10:09 | RFA・肺切除 | Comments(4)

全ては神経痛なのか?


先日CTを受けたわけですが、あの例の「ひゃっほう」のポーズを維持するのが厳しい。
いや、維持はできるんだけど、だんだん背中がずきずきと……
まぁとはいえCTの撮影時間はたかが知れてるわけだし、背中痛いのは肋間神経痛だし、仕方ないさーと思って我慢。


で、今度はPET-CTを受けたわけですよ。
撮影時間は20分。
仰向けに寝て、腕は頭上に上げまずね。ひゃっほう。
そして膝を軽く立てて、膝下にはクッション入れますね。
全身が冷えないようにふんわりと毛布にくるまれますね。
で、撮影開始。

最初は本当になんともなかったの。
ところがね、背中が……痛い……いやそれよりも、右膝がずきずき痛い!
術前の肺血流シンチの時も右足がずきずきして、ああこれは最初の位置取りに失敗したのかなあ、と思いながら1時間頑張ったけど、今回はちゃんとクッション入れてるわけですよ。
なのに痛い。おかしい。痛い。うわーまじか。痛い。がまん。痛い。でもがまん。
……と思ってるうちに終わった。これやばいぞ。なんかおかしいぞ。



そして今日、こないだもかかった整形外科に朝イチで飛び込んだわけである。
膝が痛い、そして右肩も痛い、と。
で、三日連続で、CT → PET-CT → レントゲン、と放射線に次ぐ放射線の波状攻撃なわけである。

で、先生から「いつもどっか痛くなっちゃうねー」と言われつつ、結論としてはやっぱり骨じゃない。
(いろいろ持ってるんで転移とかだとやだなーと思って、と言ったら、それはない、と断言された。)
こないだ痛くなった右の股関節は、それでもストレッチとかしてだいぶ動くようになった(でも左に比べたら可動域めっちゃ狭い)んだけど、膝の動きにも問題ないようで。
で、「神経痛ぽいなあ」と。
右の肩も骨には異常がなく、「むしろ首から来てる感じがするね」「ってことは肩こりですか」「そんな感じだねえ」
……肩こり……。
ということで、肩には電気を当てつつ、膝に関しては冷やさないようにして、と。

うーん、ほんとに神経痛なら筋肉の消炎剤をいくら塗っても意味ないのかあ。
そして、神経痛ならとりあえず内科……なんだこの一周回ってもとに戻ったような感覚……。
リリカとメチコバールは飲んでます。ロキソニンとオキシコドン、レスキューにオキノームも。うーん。






by amefurashimodoki | 2017-06-03 16:54 | 病気さまざま | Comments(2)
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ、肺RFA。
by あめふら
プロフィールを見る
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

最新の記事

復帰延期
at 2017-10-11 10:57
今年度上半期を振り返る
at 2017-09-20 14:20
骨折、そしてTDRに行きたい
at 2017-08-30 12:15
杖を使って生きていく
at 2017-08-26 11:14
帰ってきて、大変だった
at 2017-08-20 21:48

ブログジャンル