あめふら日記

カテゴリ:第二回入院(化学療法/内科)( 9 )




化学療法入院9日目(投与8日目)

朝から退院がかかった採血があるので、今か今かと緊張。
かといって前回のような選手交代刺し直しがあったりしても嫌だし、どの看護師さんが採血に来るのかそれもどきどき。
(といっても今回の入院ではまだ1回しか採血されてないので、看護師さんのデータはなし)


朝食直前に現れた採血さんは、……また例の新人さんだった。
しかし今回は進化していた。


「やっぱり見えないので、手首から採りますねー」


ああ、進化。
あっさり左手首から採血。
痛かった。でも、量は採れたらしい。



血液検査の結果如何で退院もしくは取り消し、という曖昧な状況下で、同室の人たちとまったり世間話をしながら待つしかない。
先生は「すぐに結果分かるから待ってて」と言ったきり消えたし(ビーサンだった……)、看護師さんも「多分大丈夫らしいって情報は入ってるんだけど」としか言わないし。
で、退院までに更に診断書と退院処方と化学療法レクチャーが必要で、何時に帰れるのかも分からず、とりあえず荷物を何となくまとめながら待つことに。


結果、退院はできるけど化学療法レクチャーが午後になるので、とりあえず病室は出てデイルームで待っててくださいということになった。
大きな荷物を傍らに置いて、私服なのに入院患者のバーコード付けたまま病院食(昼食)を食べるという中途半端な状況。



午後になって、いよいよ化学療法センターに呼ばれた。


まずは連絡が上手くいかなかったために、せっかくシュアーフューザー付けてたのに抜去の練習ができなかったことで呆れられるやら残念がられるやら。
一応模型を使って抜去の手順は説明してくれたものの……やはり実際一度はやってみないと無理だということで双方同意。
次の化学療法では、抜去の時にもう一度来院することにした。


また、どれくらい病気や治療について説明を受けているか、医療費のこと、生活のことなどについても、かなり込み入った話ができた。
食欲不振については、「がんがん点滴してもらえばよかったのにー」だそうだ。
豪快だ。
まぁどうせポートに刺すんだから、腕が腫れたりすることもなかろうけれども。
でもポート不信なので。


ポートに関しては、異物感や痛みがなぜ生じるのかを、なぜか今までで一番詳しく説明してくれた。
目に見える傷がせいぜい3センチの小さいものだとしても、皮膚の下にポートやカテーテルを入れるためのポケットやらトンネルやらを作っている(まぁ色々はがしてるんだな)ので、目に見えない部分の傷は結構大きいのだそうだ。
更に、その傷がくっつくときにお互いにきゅーきゅーと引っ張り合うので、どうしても痛みは出るとのこと。
で、ポートが体になじむまでにはまだまだかかるらしく、異物感もそんなに簡単には消えない、と。

ポート設置の説明ではどちらかというと合併症などのリスクの説明が主で、設置に関しては「切って通して埋めます」くらいのさらっとした話しかなかった(まぁあんまりリアルに説明されても困ったと思うが)。
設置後も「大丈夫です」しかなくて、先生が大丈夫というなら大丈夫なんだろうけど、じゃあなんでこんなに痛かったり異物感があったり突っ張ったりするんだよと思っていた。
後から自分で調べて、どんな処置になってたかはある程度分かっていたつもりだったが、改めて説明されて「なぜ痛いのか」の理由が理解できた。
そんなことになってたらそりゃ痛いわな、と。


結局1時間以上かけて、レクチャーというかカウンセリングというか世間話というか、そういうことをした。
クーラーが効いていてお腹が下ったのには参ったが、しかし何かあったらすぐ看護師さんに言えばいいんだなという安心感を得ることができてよかった。



最後にもう一度内科病棟に戻って、診断書を受け取ってからもう一度病室に挨拶に行って、終了。
お向かいさんはまだ点滴が取れない。でも次回は薬の負担を軽くするそうなので、ちょっと楽になるよね、今度は外来で会いましょう、と。
入院患者用のリストバンドはきれいに取れたので、そのうちセルフレジに通してみようと思う。
いろいろバタバタしてたので、血液検査のデータをもらいそこなったのが心残り。



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by amefurashimodoki | 2011-08-31 23:30 | 第二回入院(化学療法) | Comments(0)

化学療法入院8日目(投与7日目)

夢見・寝起き・寝覚め全てわろし。
昨夜は化学療法の組み合わせについて悩む夢を見た。



どうも朝はとても調子が悪いらしく、朝食もごはんと味噌汁で精一杯だった。
また、味が混ざったものが苦手。例えばキャベツと人参としいたけとベーコンのコンソメ煮とか。これって昨日も出なかった?
一番食べやすいのは醤油味、カレー味も大丈夫。味噌汁も何とか。
野菜の甘みが出ています的ポトフなんかは、苦手になってきたと思う。



退院に関して朝の回診で聞いてみたところ、明日朝の採血結果によるとのこと。
手のしびれに関しては、多分神経内科とかに行っても抗がん剤の副作用扱いになると思うよ、と。メチコバールと漢方をしつこく飲み続けることにする。



退院前に、がん相談室で話をしたいんだと看護師さんに言ったらば、新人さんだったためかご存知なかった。えー。
それでも調べて連絡してくれるとのこと。お願いします。



一日分の体力低下を回復するには三日必要だと聞き、もうひたすら歩く。
今までの人生の中で、2日間も寝付くことなんかなかったので余計に体力低下が怖い。
外科でさえ、絶対安静は1日だけだったし。
深呼吸。



昼食時に気付いたが、食道が荒れている。
おう吐した後の胃酸で焼けてるような状態で、特にごはんを飲み込むといがいがする。
今まで白いご飯があれば何とかなっていたのに、ちょっと苦手になってきた。
今回もブロッコリーやら人参やらきのこやらのごった煮が出たが、やはり無理。



午後からがん相談室へ。
まずは医療費について聞きたかったし、あとは精神的なケアについても話しておきたかったし。


相談員は化学療法センターの看護師さんなので、まずは副作用などの体の状況について聞かれた。
開口一発、「やせたでしょう」と。
・体重は減らさないこと
・食べられるもので、できるだけカロリーがあるものを食べ続けること
とにかく体力温存を考えなくてはいけないそうだ。


そして医療費について。
先生に聞けばいいんだろうけど、何となく具体的な金額を聞きづらくてここまで来た。
が。


今のFOLFOX+アバスチンは、薬代だけで1回約87,000円(三割負担)。


うわー涙も引っ込む。
頑張れば出せるかな、という金額では、とても、ない。
分子標的薬たるアバスチンがとても高い薬なので、こういう金額になってしまうとのことだった。
(ただ、アバスチン抜いても4万はかかるみたいだけど……)

  アバスチンは(劇的に効くかどうかはさておき)画期的な薬なわけで、使えるんなら使いたい薬なわけで。
  でもこの金額じゃ、一般向けじゃないよね。
  お金がないと治療が受けられない、という、まぁ当たり前といえば当たり前の事実が、目の前にごんと落ちてきた感じ。
  世間知らずでした自分。医療費はシビアだ。

当然高額療養費の対象になるのである程度は戻ってくるが、毎回窓口で一旦この金額+αを払わなくてはならない。
そりゃ医療保険云々の話になるわね。
自分の場合は医療保険である程度まとまった一時金が入るし、健康保険からも戻ってくるので当分は何とかなりそうだが、しかし、最終的に退職したらどうしよう。
これで親ががんになって化学療法となったら。
みんな普通に払ってるんだろうか?


それから、ポート事件について。
実は両親にもほとんど相談できておらず、現実的な相談相手がいないこと。
ポート事件を通して、精神的にかなり追い詰められていることに気付いたということ。
なので、何かあったら話しに来ます、と。
「もちろんそのための相談室だから、電話でも直接でもいつでも何でもいいから話してほしい。でも、やっぱり家族にも相談しないとだめよ。」と言われた。


みんないずれ死ぬし、これからもっと苦しい思いもするかもしれないけど、でもそれがいつになるかは分からない。それよりも、今目の前にあることに対して何とかする手段があるんだったら、それをやるしかないんじゃない?


それもある意味真理だと思う。
看護師パワーって不思議。



目の前にあることを何とかしようと思い、夕食を頑張って食べたら食べ過ぎて具合が悪くなった。
今日も消灯ぎりぎりまで散歩。
明日は白血球次第で退院。



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by amefurashimodoki | 2011-08-30 13:26 | 第二回入院(化学療法) | Comments(0)

化学療法入院7日目(投与6日目)

夢見最悪。

食べられないものあるいはいわゆる珍味を無理やり食べる夢。カメノテ、ウミウシ(珍味)、土蜘蛛(食べられないもの)。
焼きそばを口いっぱいにすすりながら夜の街を徘徊する夢。


「食べられない」ことがこんなにプレッシャーになるとは。



朝食も吐き気止めとともに。
それなりに食べられるようになってきた。
だが、匂いに敏感になったというか、だめなものは絶対にダメ、吐く、という状態。
わがままだけど、食べられるものだけ食べますよ。



そして、頻便再び。
午前中だけで4、5回。腸がすっかり落ち着きを失った模様。


外科の診察だったので先生に訴えたところ、やはり1か月だと落ち着かないし、頻便になることでちょっとした下血が起こることもあるのであまり気にしないようにとのこと。
せっかく手術の首尾やら何やらを聞こうと思っていたのに、結局ポートの愚痴やら便の話やらで終わってしまった。
改めて言われなかったってことは何もなかったってことでいいのかな?
お腹のステリーを剥がされそうになったところを死守し、ポートの傷には自主的にステリーを貼りなおした。



今日はできるだけ寝ず、散歩しようと思う。
抜糸くんがソロ活動しているのを目撃し、めがねくんやガーゼちゃんはいないかなーと思いつつ。

しかし息が切れる。
 階段を下りる→大丈夫
 階段を上がる→1階分でも苦しい
 平地を歩く→時々休みながら

努めてゆっくり深呼吸をしながら。
頑張れ横隔膜。



夕食も一応吐き気止めを飲む。
茶わん蒸しとかお浸しとか、シンプルな(醤油+だし、みたいな)味付けは大丈夫。
でもやはり煮魚なんて無理。そしてここの病院食は魚:肉=5:2くらいなのできつい。
ただ、消化はできるようになってきたらしい。それは救い。



夜も消灯ぎりぎりまで散歩をしたが、やはり寝つきはよくない。
悪心・吐き気は軽くなってきたが、右小指のしびれは相変わらず。



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by amefurashimodoki | 2011-08-29 19:30 | 第二回入院(化学療法) | Comments(0)

化学療法入院6日目(投与5日目)

夢見が悪い。
今朝はひたすら食べないと食べないとと追い詰められる夢を見た。
あるいはたくさんの老婆がくえーくえーと言ってる夢とか。



で、起きて、やはりふらふらすると思って体重を計ったら2キロ減だった。
手術をしても全然体重は変わらなかったのに、この2日でがくんと減った。
そりゃふらふらするわけだ。



吐き気止めは30分で効くことが分かったので、計算して飲むことにする。
が、朝は間に合わず、悪心+吐き気に思うさまやられる。
結局ごはんと味噌汁を半分だけ食べて終わった。
とはいえ昨日よりは楽になっている気がするので、攻めの姿勢で頑張ろう。
とりあえずスポーツ飲料と水をがんがん飲んで、薬の排出に心がける。


食べてないせいかすっかり便秘になってしまった。



昼食も吐き気止めを飲みつつ、何とか半分は食べた。



午後、両親が来た。
初めて両親の前で泣きが入った。
化学療法がこんなに辛いものだとは思わなかったし、これがいつまで続くか分からない(というか生きてる間は続く予定)という辛さもあるし、何だかもう、泣けた。
両親は茫然としていた。そりゃそうだよね。



夕方になって、揚げせんべいとヨーグルトを胃に入れ、散歩に出てみた。
今までかなりの時間寝てたし、お腹をかばうと前かがみになるし、で、直立歩行を試みてすぐに息切れ。
息を吸おうと思っても、横隔膜が下がり切らない感触。吐き切っても吐き切れない感触。
病棟を一周するだけでもかなりの苦しさ。
これは驚き。何とかしなくては。



夕食も、しっかり吐き気止めを飲んでから。
しかし、魚や煮豆は無理。一番食べやすいのは野菜のお浸し。
思ったほど食べられず、食べた後苦しい状態も続く。
そしてテレビを見ると目が回ることにも気づいた。どこまで弱ってるんだ自分。



お向かいの人が、ついに点滴生活になってしまった。心配。



今日のまとめ。
悪心・吐き気・食欲不振・右小指のしびれ。
右手は夜になるとしびれが広がる気がする。
そして、前回入院よりも確実に体力が落ちている。
動けないと動きたくなくなるから、それでも運動しなくては。



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by amefurashimodoki | 2011-08-28 12:02 | 第二回入院(化学療法) | Comments(0)

化学療法入院5日目(投与4日目)

朝から吐き気なのか強い空腹感なのか分からない波がこみ上げてきて、体を動かせない。
やっとのことで洗顔、朝食。
しかし、味噌汁を2、3口飲んでギブアップ。これは吐き気か。


でも何かを食べなきゃいけないので、栄養系ゼリー飲料に挑戦。
一パック全部飲めない。えぇぇぇ。
個別パックになってる小さいヨーグルトも、半分食べてギブアップ。
胃の入り口に、べっとりとヨーグルトが張り付いているような不快感。
えぇぇぇぇ。
水すら飲みたくない感じ。
今までにない状況に驚きながら、ぐったり寝る。



昼食は、見ただけでげんなり。
胃が動いていない。何かが詰まっている。そんな感じ。
お茶だけ飲み、寝る。
冷たい桃とかすいかとか食べたいなぁ、でも売店にそんなものないなぁ、的な。



午後になって少し楽になったような気がしたので、午前中のヨーグルトを食べ、水を飲んだ。
看護師さんに吐き気止めを所望。
もし水分も取れなくなったら点滴しかないですよ、と言われる。
向かいのベッドで同じ治療を受けている人が、全然違うのを食べると食べられることがあるから、とクッキーと揚げせんべいをくれた。
クッキー食べてみた。一枚食べられた。大丈夫だった。


食べられた、という経験は大事だ。



夕方、友人がお見舞いに来てくれたが、相手をするのが一苦労。
ベッドでぐったりしながら、話をするのも体力がいるんだと痛感。
そして病める者と未だ病まざる者との越えられない壁を感じた。
正直、今回の入院はお見舞い勘弁してくれと言ったのは本気だったんだけど。



頑張ってシャワーに挑戦したが、とてもふらふらするのでびっくりした。
看護師さんが、介助しなくて大丈夫?と心配してくれたのでびっくりした。
そんなに挙動不審というか重篤な状況なのか?
夕食も何とか食べようとしたが、せいぜいごはんとサラダくらいしか入らない。
半分くらい食べて、苦しくてギブアップ。やはり胃が受け付けない。
せめて排便があれば楽になる気がするが、それも上手くいかない(食べてないしね)。



回診に来た先生は、今日はビーサンだった。
吐き気止めはどんどん飲んでいいと言っていた。
食べられるものを食べて、スポーツ飲料を1.5リットル以上飲むこと。
それができなければいよいよ点滴しますよ、と。何より脱水症状になると大変だから。
右手の小指のしびれがまだ残っているので、メチコバールと漢方を出してもらうことに。



ふらふらするなーと思いながら、寝た。



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by amefurashimodoki | 2011-08-27 11:42 | 第二回入院(化学療法) | Comments(0)

化学療法入院4日目(投与3日目)

ワイパックスを寝る前に飲んだはずなのに、いつもより眠れなかった。
夜中に目が覚めて、トイレに行こうと体を動かそうとしたとたん、右手首~肘~肩にかけて激痛。なんだこれ?
朝も両腕に激痛が走る。
副作用かと思ったが、体温が上がってきたら収まってきた。
その後左腕は何ともなくなったが、右手首が痛み、小指・薬指あたりにしびれが残る。もともと右手首は関節痛があったので、弱いところにきたんだろうか。
先生に伝えたが、関節痛が出るにはまだ早いなぁ、とのこと。



朝から何だか軽い吐き気がし、食欲がなくなってきた。そして便秘気味。
これも想定内の症状だと言われた。
軽い副作用ってこれ?
とりあえず腸閉塞が怖いので、下剤を出してもらう。



午前中はひたすら寝て過ごした。
昼、しぶしぶ昼食を食べていたら(食べるのも治療のうち)、突然便意、下痢。
あーせっかく便意が落ち着いてきたのに。これで頻便に逆戻りしてしまった。
右手も相変わらずの痛みで、すっかりごはん食べる気力をなくす。
早いうちに鎮痛剤を、と思いながら、こういう時に限って看護師さんの姿が見えず、ナースコールするかどうか逡巡しながら眠った。
こうなるんなら外科でもらった鎮痛剤とか持って来れば良かったな(勝手に飲んじゃダメなんだろうけど)。
関節痛は結局夕方まで続いた。



夜になって、予定より数時間遅れでシュアフューザーのライン抜去。


本当だったらここで化学療法センターの看護師さんと一緒に自分で抜く練習をしなきゃならなかったのだが、入院一日目のすれ違いからその連絡が上手くいっていなかったようだ。

本当は、入院一日目の化学療法レクチャー2回目は病棟じゃなくてセンターの看護師さんによるものだったらしい。それが何かの手違いでなくなってしまい、せっかく外来用のシュアフューザーを使っていたのに抜き方練習ができなかった、と。


でもそれを自分が知ったのはかなり後のことで、ここでは研修医先生が現れて、ラインをばちんばちんと止め、生理食塩水をシリンジでラインからポートに流して洗浄し、針をばちんと外して(これもまたするりとはいかなかった)フィルム貼って終了、となった。



今日の副作用まとめ。
吐き気・食欲不振・下痢・倦怠感(・関節痛)。
夕食まで何とか食べたが、胃~食道~首にかけて何かが詰まっているようで、明らかに胃が動いていない感触。
確かにげーげー吐いてるとかそういう激しい症状はないが、こういう何とも言えない不快感に近い症状が重なるとかなり辛い。
投与3日目にして、すっかり嫌になった。



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by amefurashimodoki | 2011-08-26 11:34 | 第二回入院(化学療法) | Comments(0)

化学療法入院3日目(投与2日目)

朝から眠気が強く、ぎりぎりまで寝てみる。



朝食は普通に食べることができた。ただ、冷奴や大根サラダは苦味を強く感じるし、冷たいものも冷たさを強く感じる。


朝の段階では眠気とだるさが強いものの、これは昨日から飲んでいるワイパックス(安定剤)のせいかもしれない。
あとは、立ち上がった時に膝の辺りが伸びる感じというか、力が入らない感じというか。
夜に膝を立てて寝ていて伸ばした時にも同じ感覚がある。
股関節が伸びるというか抜けそうになるというか、何ともいえない不快感。



午前中は胸部CT。
治療の効果の度合いを見る、ベースラインとしての像を撮るそうだ。
なぜか車椅子でお迎えに来たので、大人しく乗ってみた。
CTは造影剤なしだったので拍子抜け。
滞在5分、また車椅子で帰った。


帰る途中、外科で一緒だったおかあさんと会った。
術後最初の診察だったらしい。
彼女は化学療法もなく、切って終わりで済んだようで、きちんと化粧してると病み上がりには見えない。
いいなぁ。



入浴もあったが、ポート周辺やライン類を濡らすことができないため、洗面台で洗髪に挑戦。
いやーすこぶる大変。
昼食もほぼ何事もなく平らげる。
ただ、トンカツってどうかなぁ。


あとはひたすら寝て過ごした。
心なしかげっぷが増えてきたような。



夕食もいつも通りにおいしくいただいて、寝る前にぐるぐる散歩して、終了。
副作用として挙げるとすれば、倦怠感・眠気・微熱(といっても37℃前後)・口内の寒冷刺激。血圧もやや高くなってきた(上が120~130程度)が、これはアバスチン効果。
むしろお腹の傷の方が痛んで気になった。



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by amefurashimodoki | 2011-08-25 00:53 | 第二回入院(化学療法) | Comments(0)

化学療法入院2日目(投与1日目)

さあ特に具合悪いとこなければ今日からやりますよ、と朝から先生が言う。
今日は革靴にシャツだなぁ。とぼんやりと思う。
ですよねー。
お腹ちくちく痛いし、へたれからくる吐き気もあるけど、まぁ一般的に体調はオーライだなぁ。
ということで、この状態で引き延ばすのも意味がないので、今日からFOLFOX始めます。



お薬入れる前に、採血と採尿がありますよーと看護師さん。
心配して、昨日に引き続き担当についてくれた新人ちゃん。
でもね。トイレ行った直後なんですけどー。
そういうのは予め言ってくれないと無理ですよう。1時間かけて採尿。


採血も、刺したはいいが出てこない、小指しびれてます、という恐ろしい結果になり、選手交代。


そういえば採血泣かせの自分の血管について、「血管が見えにくい」→「触るとあるけど見えない」と評価が進化してきたが、つまり「深いところにちゃんとある」というあたりで評価が固まりそう。
なので、触って確認して遠慮せず刺せば出てくるんだそうだ。嫌だなぁ。
でも外科に入院してた頃、朝のベッド周りのカーテン閉めた薄暗い状態でがんがん採血できてたのも、そのへんに理由がありそうだ。嫌だけど。


あとは、ワイパックス(安定剤)服用。今日・明日は飲むらしい。



昼食後、いよいよ化学療法開始。

まずはポートに針を刺す。
研修医の先生が(例によって)一抱えの荷物を持って登場。
ポート専用のヒューバー針というのを初めて見る。太くないか?
大事にしていたステリーがばりばりとはがされ、意外と小さな縫合跡とも初めてご対面。


さて。
消毒をし、片手でポートが固定され、「はいちくっとしますよー」

……ちくっとじゃないって!
分かったこと。
 1、ポートの穿刺部分(シリコン)は意外と固い。
 2、ヒューバー針は、きちんと刺さるとカチっという。言わないと何か変なので刺し直し。
 3、そんな状態なので、ポートの上からポートごと剛力でぎゅーと押されるので大変痛い。

しかし薬剤は問題なく入っていったようだ。


今回のメニュー。mFOLFOX-6+アバスチン。
アバスチン90分→吐き気止め30分→オキサリプラチン+アイソボリン120分→5-FU15分
ここまでを輸液ポンプで。
その後シュアーフューザーに変えて、5-FU46時間。
ポートだと輸液ポンプで入りにくいことがあるらしく、ポンプが何度も鳴るので参った。



オキサリプラチン+アイソボリンまでは淡々と進んだ。
しいて言うならとてもだるく眠いので、午後はひたすら眠っていた。
眠って、起きて、がぶがぶと水を飲んでトイレに行って、また眠る。


5-FU急速投与の前に先生が登場し、ほら何ともなかったじゃん、と予防接種後の保育士さんのようなことを言う。
うーん確かに何ともない。
しかし5-FUまだ入れてませんから。


結局何事もないまま夕食を済ませ、シュアーフューザーに付け替え。

シュアーフューザーはもっと大きなボトルかと思ったが、15㎝ちょいぐらいの細長い眼鏡ケースみたいなもので、中に薬剤入りの風船が入っている。
点滴のラインの途中に小さなプラスチックの板みたいなの(流量制御部)がついていて、これを肌に密着するように貼ることで、一定の速さで薬が流れるようになってるそうだ。ハイテク。
メッシュの袋に入っているので、病衣のポケットに入れてもいいし、袋ごと首から下げるという手もある。ちなみに首から下げるとラインも全部病衣の中に入ってしまうので、傍目には何をやっているか分からない人になる。
まぁラインが心配なので、常に見えるようにはしときますが……とはいえ薬剤が入っているとそれなりに重さがあるので、ポケットに入れると不安定かも。
屈むとゴトンと落ちそうになる。
でもこれであとは46時間放置なので、シュアーフューザーとラインをしみじみと観察し、ちょっと階段の上り下りなんかの運動をして、また眠った。



何となく手のひらの感覚が麻痺しているような。これは気のせいか。
背中が熱くなったり冷たくなったりする気がするけど、これも室温の問題?
そして冷たいものを飲むと、口内から背中にかけて冷たい感触が強く残る。これが例のエルプラットによる寒冷刺激ってやつね。ただ、手足にはまだ出ていない。



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by amefurashimodoki | 2011-08-24 22:03 | 第二回入院(化学療法) | Comments(0)

化学療法入院1日目

今日から1回目の化学療法のために入院するのです。



今回からFOLFOX+アバスチンの治療が始まる。1回目なので副作用の状態を見るための入院だが、大事を取って7~10日くらいの日程で入院することに。
投与から7日目の採血結果を見てみましょう、ということで。


オキサリプラチンが入るので、とりあえず寒冷刺激に備えて靴下と綿手袋は持った。
副作用に負けないために、ノニも持ったし酵素も持った。水も大量に買い込んだ。
とはいえ、まだ薬も何も入っていないのに食欲がない。
へたれ全開。
朝から吐き気がし、胃やら腸やらキリキリ痛む。
あーもう行きたくない。


考えてみれば、今年の8月はほとんど病院で過ごしている。
外科の時は、何かあってもすぐ対応してもらえるから入院してた方が気楽だったんだが。
今回は、うん、行きたくない。



でも行かないわけにはいかないので。
実際の投薬は明日からなので、部屋について着替えて荷物を片付けて昼食を食べて、あとはやることなし。

午後になって、まずは看護師さんから化学療法について2回説明を受ける。
主に副作用について。
自分はポートがあるので血管炎などのリスクは減るんだろうけど、それでも投与直後のアレルギー反応やら吐き気やら骨髄抑制やらいろいろと厄介な副作用がある。
何かあったらすぐに教えてください!と何度も確認された。


で、1時間くらいしてから、ほぼ八割方一字一句同じ説明を再度受けた。大事なことだから2回言ったのかしら。
(実はここで大きな行き違いがあったことを後で知る。)


その後外来に呼ばれ、先生と話をする。
今日も先生はラフだ。
ポートに関しては、もし何か問題があれば設置部が一面うっ血したりするらしい。
ぐりぐりと押され、問題ないからと念押しされる。
副作用に関しても、重篤なものは薬剤投与中に現れるから対応できると。


ちなみに、アバスチンが使えるということは、こないだ撮った頭部CTに問題はなかったってことですよね?一応確認。
あーあれは大丈夫だと思ってたんだけど一応撮っただけだから。大丈夫大丈夫。


最後に、どういう医療保険に入っているのか確認された。


実は入院保険は入ってるんですが、がんとか通院の特約が付いてないんです。
でも健康保険の仕組み的に自分は結構返ってくるので、最終的な自己負担はそんなに大きくならない
はず……です。



……いやでも実はそんなレベルの話じゃなかったんだよなー。
先生、中途半端で話を止めて欲しくなかったよ(でもここで先生の真意が分かっていたら、もっと悩んでいたかも。精神の健康上これはこれでよかったんだきっと)。



ここでしっかり話を詰めなかったために、後々面倒なことになったんだけど。



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by amefurashimodoki | 2011-08-23 21:21 | 第二回入院(化学療法) | Comments(0)
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ、肺RFA。
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