あめふら日記

カテゴリ:RFA・肺切除( 39 )




RFAへの道⑦ 呼吸器外科手術4

術後4日目、ごはんも割としっかり食べて、甘い飲み物は1日一回とする。
夜眠れないので昼寝はせずに、散歩したりデイルームまで行って保険請求の書類を書いたり、各種がんの小冊子を集めてきて読んでみたり。
でも息切れがまだ酷いので入浴はパス。髪が結える長さになっててよかった。
胸のごぼごぼ、肩の筋肉痛、肋間神経痛は変わらず。ロキソニンは胃薬とともに1日3回きっちり服用。
それでも昼間の努力のかいもなく、眠れないのは仕方ない。



そして術後5日目。
レントゲンも採血結果も傷の状態も異常なしということで、退院。
離床が1日遅れたのでスタッフの皆さんはちょっと心配したみたいだけど、その後至って順調な経過をたどり、予定通りの日数で退院できた。
でも正直、最低でも術後1週間は入院させといて欲しいよねえ。




今日は術後10日目。
息苦しさは日常動作(立ったり座ったり屈んだり)でひどくなるので、実家で何もせずに療養中。
ごはんが自動で出てくる夢のような環境。
しかし、先日散歩に出てみたら、30分かかってせいぜい1kmしか歩けなかった。
先日ったって手術から1週間経ってない時期の出来事だから仕方ないんだろうけど、つまりは出力が普段の1/4以下ってことで、やっぱりショック。

それでも気がついたら胸のごぼごぼは聞こえなくなってたし、昨日あたりからだいぶ息切れもしなくなった。
今日は実家に持ってきていた入院セットを整理しながら屈んだり何だりしてみたが、まぁ苦しいけどそこまででもない。
時間ぐすりってすごい。
回復はしている。



そして、術後の消化器科の診察時に、本当に興味本位で血液検査を追加してもらった。
腫瘍を取ったらどれくらいマーカーが下がるのかなと。
そしたら、

CEA 29.5 → 8.1
CA19-9 23.8 → 17.4

下がるもんだなあ!
一応骨転移なんかもちらりちらりと疑っていたけれど(まぁ骨シンチも頭部MRIも異常なしで、転移の可能性は今のところ考える必要はないんだけど)、つまり今回の急激なマーカー上昇は左肺下葉にいた彼のせいだったってことね。
しかしそうであればなおさら、切除できてよかったわあと返す返す噛みしめる。
薬が効かなかったんだもん、彼。



さて、次はいよいよRFAに向けて動き出す予定。
それまでまだしばらく英気を養います。



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by amefurashimodoki | 2016-10-29 23:06 | RFA・肺切除 | Comments(6)

RFAへの道⑥ 呼吸器外科手術3

術後2日目。
朝食前にレントゲンに呼ばれる。
昨日結局立てなかったので車椅子で、となったのだが、結局車椅子に乗るには起きて立って数歩歩かねばならず、そして、何てことなく起きて立って数歩歩いちゃったから自分でもびっくり。
しかしこれで、歩ける = 自力でトイレ行ける = 尿カテ抜去決定。
そして、何となくごはん食べる気になる = 点滴抜去決定。

あとは「これで胸腔ドレーンが抜けたら世界が変わりますから!おうち帰りたくなりますから‼︎」と執刀医は力説していたが、はてさて。
実は硬膜外麻酔のせいか、はたまたよっぽどうまい位置を切ってくれたためか、傷はもとよりドレーンもそんなに気にならず。
それでも硬膜外麻酔が切れて半日くらいはちょっと辛いかな、と思うところもあったが、何より痛いのは肩〜肩甲骨の筋肉痛、そして次点は左胸の辺りに始まった肋間神経痛のぴりぴりちくちく。
ドレーンのとこ痛くないですか、と薬剤師さんやら看護師さんやらに繰り返し言われると、なんか痛いような気もするけど……


で、同室の人たちとおしゃべりをするようになる。
まだまだ体を起こすと息苦しいし、動いた後はしばらく呼吸を整えないといけないが、こうやって人と話すことってかなりのリハビリになるんだなと思う。



そして、咳。
咳をする時は傷口を押さえて、とは言いますが、本当に痛いのは胸の中なんですけどどうしよう。
一度は本当に、残った左肺が破裂したかと思った。
縫合不全が起きやすいとも言われていたので、もうびくびくなんてもんじゃない。
でも咳を失敗してそんな簡単に傷が開いたら、世の中困っちゃうよねえ。

あと不思議なのが、げっぷ。
自分はげっぷが上がってきてもうまく出せないようで、無意識に飲み込んだら、ずきーんて。
まるで刃物で刺されたような痛みが、肝臓の逆サイドあたりに。
人間の体って、繋がってるんだねえ。
以来、げっぷを出すように心がけるようになる。



術後3日目。
昨日、明日朝のレントゲンで問題がなかったら胸腔ドレーン抜去しますよと言われていたが、朝の回診でいきなり執刀医と看護師さんが装備一式とでかいゴミ箱を持って現れたので、その時が来たことを知る。

病衣を脱ぎ、ドレーン側を上にして横向きに寝て、両手はベッドの柵を掴むよう言われる。
邪魔だから?と思ったら、局所麻酔!いだいだいだいだいだいだい。柵があってよかった。
で、まずは抜糸。結構力ずくで。
そして、息を吸って、止めて、はいそのまま!で、ぐいぐいぐいぐいと引っ張られて、抜けた。
と思ったら、すぐにばちんばちんばちんて……
局所麻酔はこのためだったらしい。
ドレーン抜いた後の穴を、ホチキスで留めて終了。うへー。


ちなみに執刀医は若くて可愛らしくて剛胆な女医さんで、もしかしてかつてのガーゼちゃんが進化した姿なのかと思っていたが、違ったらしい。
(※ かと思ったけど本当にガーゼちゃんかもしれない。まぁどっちにしろいいひとなのですき。)


この様子を音のみでモニターしていた同室の人が、ドレーン抜去の時は抜糸があって痛いんだと分かってよかったわ、と言っていた。
自分も人の役に立ててよかった。



で、この後数日続く現象なんだけど、夜になって横になるでしょう。
まぁ脇に傷があるから基本的に仰向けなわけね。
そうすると、息をする度に、胸の中で音がするわけ。
ごぼごぼ、ごぼごぼ、って。
これってあれかしら、体を起こしてる間は胸腔の下の方に溜まってる胸水が、体を仰向けにすると平らに広がって、呼吸をする度に中で波打ってるのかしら。
何なのかしらねえこれ。
でも結構気になるのよね。
咳をした時もねえ、傷口を押さえるでしょう、そうすると何だか水を入れた風船を振ってるみたいな感触がするのよねえ。
何かねえ。ついつい傷口を庇っちゃうから、女マンだ。みたいなポーズになっちゃうのよねえ。
(女マン、もしくはそんな感じの声で読んでね!)



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by amefurashimodoki | 2016-10-29 15:04 | RFA・肺切除 | Comments(0)

RFAへの道⑤ 呼吸器外科手術2

手術日。下剤の手応えはなし。
術衣に着替える → 点滴を刺してもらう → 今朝の分のアルジネードウォーターを飲みながら、出荷を待つ。

点滴については、入院前からちょっと弱っていたのか、なかなか刺さらず参った。
結局3回刺し直して、手の甲に落ち着いた。
しかし、血管がぼこぼこ見えていた分、ここが一番痛くなかった、……かも。



800、手術室へ出荷される。
まずは硬膜外麻酔から。
局所麻酔で痛い痛いと大騒ぎし、管を入れる段階でも痛くて騒いで麻酔を追加され、でも管が刺さってみたら、もしかしてこれって背骨のくぼみに収まってしまうくらい細い管なのかしら。
仰向けにされても何の違和感もない(局所麻酔のせい?)。
で、あとは血圧計とか酸素測るやつとかあれこれ付けられながら、こないだは途中で麻酔切れちゃったんでよろしくお願いしますーとかなんか和やかな雰囲気で談笑しつつ、いよいよマスクを付けられてガスが入ってきて、はいちょっとむせますよ、と言われて本当にちょっとあら何かしらこれむせるわねごほごほ、で記憶が途切れて、目が覚めたらリカバリー室にいた。

な に こ れ す ご い 。



まずは傷の痛みというより、左肩〜肩甲骨がものすごく痛い。
これは手術中の体勢の問題だそうで、数日続きますよとのこと。
あとは、枕元に懐かしのシュアフューザーがいて、スイッチがくっついていて、これを押すと背中から痛み止めが入るらしい。
自分はこれを痛み止めと認識していたけれど、つまりこれは左胸にセルフ麻酔するものなんだね、と数日経って理解した。
スイッチを押すと背中にじわっと液が広がる感じがしてうへえと思うけれど、自分の場合はその後しばらくしてもう一度押して、じわっと感がないくらいが程よい効き具合であるらしい。つまりは2プッシュで1セット。
ただ、押し過ぎると吐き気が出る。
あとは鼻に酸素チューブ、わき腹の上の方から胸腔ドレーン、さらに導尿カテーテル、点滴。
息苦しいけど術後すぐだからそんなもんだろうと思う。
37℃後半の発熱は数日続いたが、氷枕で対応。
麻酔がキレよく醒めて意識が結構クリアだったので、その分強く喉の渇きを感じたが、まめにうがいをさせてもらえたのがとてもありがたかった。


手術の首尾についても執刀医がさっくり教えてくれた。
病理検査の結果、肺の中にいたのはやはり大腸がんだった。
よって、プランAに従い左肺下葉切除とリンパ節郭清を行った。
心臓の裏側にぴったり張り付いていたように見えた腫瘍だが、物分かりよく剥がれてくれたらしい。
手術時間はトータル4時間だったそうだ。
いやーん超予定通り。ありがとう先生。



明けて術後1日目。
相変わらず息苦しかったものの、硬膜外麻酔のおかげで傷はほとんど痛まなかったし、肩〜肩甲骨は結局ただの筋肉痛だからどうしようもないし、ということで、結構気楽に朝を迎えた。酸素チューブも外れた。


ところが。

これから毎日の日課となるところの胸部レントゲン撮影。
今朝はさすがにベッド上で撮ることになり、じゃあ坐位で撮りますから体起こしてください、と言われてベッドのリクライニングと介助で起きてみたところ、


な に こ の 息 苦 し さ !

ち ょ っ と 待 っ て ま じ で 苦 し い !

全 然 息 が 入 ら な い !

ち ょ っ と ど う い う こ と ⁉︎


軽くパニックになるわし。
その後も体を起こすたびに、息苦しさが増して大変。
体を起こすのでやっとなのに、立つとか無理!歩くなんてとんでもない‼︎
先生無理だよこれ全然頑張れないよ?


結局この日は立つも座るもできず、従って尿カテも抜けず。
午前中には一般病室に戻って、昼からは食事も出たものの、やっとこさ体を起こしてお茶だけすすって、あとはひたすら寝ていた。
どうやら体に力が入っていなかったらしい。
力が入らないので、そもそもどうやって起きたらいいかも分からない状態。


どうなるわし!
このままでは世界の平和が守れないぞ……!



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by amefurashimodoki | 2016-10-28 12:20 | RFA・肺切除 | Comments(2)

RFAへの道④ 呼吸器外科手術1

呼吸器外科への入院は、手術の3日前だった。
今回の入院・手術の目的は、左肺下葉を切除して、一番大きな腫瘍を取り除くこと。
……その前に、肺に散らばっている腫瘍が大腸がんの転移巣であることを確かめること。
これがもし原発性肺がんなら、多発転移のステージ4で手術適応外なので、生検のみで手術終了。
入院期間は9日間程度、術前3日、手術を挟んで術後5日で退院の予定。

5年前のお腹の手術の時は何だかんだで3週間入院してたから、それに比べれば肺切除って楽勝なのね、なんて思っていた(そんなはずはない)。

しかし、もらったクリティカルパスを何度も確認するけれど、術前3日という入院期間の必要性が分からない。点滴だって手術当日の朝からだし、何するの?
入院について説明してくれた看護師さんに「どうして手術の3日も前から入院になるのか」と聞いてみたけれど、うーん、病院生活に慣れるため、とか。
うーん。



入院初日はそれでも一応やることがあった。
動脈血の採血とか(ベッドに横になっての採血だったのでよく分からなかったけど、先生が採血のための注射器を太ももの付け根に直角に刺していたような。そりゃ痛かったけど、思ったほどの激痛ではなかった。そして動脈血は思ってたほど赤くもなかった)、麻酔科の診察とか。

麻酔科の先生には、前回のお腹の手術の時、縫合中にふんわりと麻酔が醒めたことを訴えてみた。
点滴による麻酔だと、どうも徐々に覚醒させる時のコントロールが難しいらしい。今回はガスを使うそうだが、「じゃあちょっと深めにかけるようにしますね」って何だか美容院みたいな会話になった。
あとは、今回は術後の痛みのコントロールのために硬膜外麻酔を入れることになった。
背骨のとこに細い管を留置して、そこから直に痛み止めを入れるという。
でも、説明の紙に「麻酔の管自体はすっごい細いから、頑張って入れようね」なんて書いてあったらそりゃ緊張するじゃんー。
パスによれば、管を入れるのは手術の前日または当日。そこで回診の時に「当日の方がいいです(だって全身麻酔かかっちゃうし)」と訴えたら「当日でも全身麻酔の前に入れるからね」とあっさり言われ、一瞬にして夢を打ち砕かれたのは秘密。


その後、入院2日目は朝イチで採血、そして朝の回診時にちょっとだけうとうとしてたのを見つかり「寝るな、歩け」と言われたので非常階段を往復したら筋肉痛になり、夕方から執刀医による手術説明を受けて、骨転移も脳転移もないことを確認。

手術時の問題として、左肺下葉を切除するってことは、気管支を途中で切断することになるから、そこをがっちり縫い止めることができるかどうかという話になった。
自分の場合、長くケモをやっているので、縫合不全を起こす可能性が高いとか。
そうならないために、心臓周りの脂肪とかいらない筋肉とかをパッチとして使うんだって。
さらに、手術の最後に自転車のパンク修理みたいに肺を水に漬けて、空気漏れがないかどうか確認するんだって……じてんしゃ……どうやって……じてん……しゃ……?


3日目はこれまた朝イチでシャワーを済ませ、術後のリカバリー室に持っていくものを揃えたら、毎日の日課であるトリフローと吸入以外、本当にやることがなくなった。


夕食後に下剤を飲み、術後の脱水を防ぐとかいう経口補水液(アルジネードウォーター、紙パックに入ったスポーツドリンクの親玉みたいなの)も飲んで、さらにいつものようにエチゾラムも飲んで、健やかに眠りについた。
まだ点滴すらつながっていない。いいのかこれで。



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by amefurashimodoki | 2016-10-27 22:30 | RFA・肺切除 | Comments(0)

生きてます

いろいろありまして、今朝胸腔ドレーン抜去、明後日退院予定です。


詳しい道のりは後ほどまとめるとして、今はとにかく咳が恐怖。
脇の傷を押さえて咳の大波を乗り越えようとすると、そこに中身が入ってないことを実感します。
後はひたすら傷がある側を庇って動かさないようにしてしまうので、筋肉痛なのか神経痛なのか、もうあんたたち一体何なのって感じのわがままジュリエットな痛みも続き、昨晩は寝るのを諦めました。



取り急ぎ近況報告まで。


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by amefurashimodoki | 2016-10-22 11:19 | RFA・肺切除 | Comments(8)

RFAへの道③ 入院します

まずは左肺下葉切除に向けて、各種術前検査が終了。
骨シンチ、肺血流シンチ、頭部造影MRI、3D-CTその他もろもろ。
今回は手術の日程が急遽早まったこともあり(しかも2週間も)、もう検査詰め込めるだけ詰め込みました、という感じの詰まり様であった。



そしてまあ、怒涛の日程をゆるゆると流されていこうと心に決めたものの、やはり激流は激流であった。
予定がとんとん拍子で早まっていくのはありがたいことなんだけど、それは頭では分かっているんだけれど、案の定気持ちがついていかなかった。

先週末から食べると吐き気、食べなくても吐き気、気持ち悪くなるから食べたくない、という状態になってしまった。
それでも体重ががくがく減っていったわけではなかったけれど、ちょっとずつ減って戻らない。
やばい。
そしてその結果、何だか風邪っぽい。ていうか風邪ひいた。
助けて先生。
ということで、エチゾラムに加えてスルピリド、そしてメイラックスと、気持ちが楽になるおくすりが増えました。
ま、これで確かにごはん食べる気になったし吐き気もしないし、食べて寝られるようになれば結果オーライ。
もういいよ、増えてくれよ体重。







by amefurashimodoki | 2016-10-14 22:36 | RFA・肺切除 | Comments(6)

RFAへの道②' 呼吸器外科にて(ちょっと続き)


当初の手術予定は11月上旬だった。
それでも手術を受けると決めてから予定日までは1カ月を切っており、そこにあれこれと術前検査を詰め込んでいったので、決して余裕のある日程ではなかった。


で、そんな流れで無理やり外来患者の検査が終わった時間に頭部MRIが入った日の前日、病院から連絡が。
数日後には呼吸器外科の診察予約が入っていて、「手術三択問題」の答えはそこで出す予定なのにその前に電話、ああこれはきっとよくないしらせ、と思いながら(基本のかまえ)受けてみると、明日のMRIの前に呼吸器外科に寄ってもらいたい、先生から相談がある、とのこと。

なななななななななにごと、やっぱりよくないしらせ?



そして翌日の夕方。
診察室に呼ばれて入ってみたらば、部長先生(手術三択問題出題者)がしゃきーんと音を立てそうなオーラを発しながらそこにいた。
ななななな、と思ったら、


来週の手術予定に急遽キャンセルが出たので、待機者の中で一番緊急度が高い(!)あめふらさんの手術をやってしまおうと思うんだがどうか


ななななななな。
ええと、来週の手術日ってことは、約一週間後ですね?
手術日が2週間前倒しになったってことですね?
ななななななななな。

……(なうろーでぃん)
……(なうろーでぃん)



……分かりました。お願いします。

というか実質、はいかイエスで答えなさい問題。
自分からすれば、「流れには乗ってみよ」で腹をくくればいい話なのだ。



……しかし2週間前倒しってすごいなあ。先週ケモやったし(手術前1カ月はケモを止めることになっていて、アービタックスとしばしの別れをしてきたばかり)、ちょうど手術日には歯医者の予約を入れてたくらい思いがけない展開。
次の日曜日に入院、と言われて、ああそれじゃすぐに入院セットの買い出しとかしなきゃなあ、まだまだ先だと思ってたからなあ、と診察室のカレンダーを見上げながら思って、ふと。


今は火曜日の夕方、そして入院前の平日はあと3日しかないんですね。
一方術前検査は、肺血流シンチと3D-CTがまだですね。


ということに気付いた。

先生それより検査入れるのが大変じゃないですか、と言ったらば、うんそこが一番問題なんだよねでも何とかなるから、というお返事であった。
さっきより若干しなびていた気がしたけれど。



そしてここから私は毎日病院に通い、検査の合間に消化器の主治医に「なんかつらい」と訴えたり風邪をひいたりしながら入院当日を迎えた。






by amefurashimodoki | 2016-10-13 17:20 | RFA・肺切除 | Comments(0)

RFAへの道② 呼吸器外科にて

まずは採血。
試験管ひとつかみ分ぐらい。
そして胸部レントゲン。
さらに心エコー、負荷心電図。はううう。


そして診察。
びっくりした。
選択肢は3つ。

① 呼吸器外科で左肺下葉切除、その後B病院でラジオ波焼灼
② 呼吸器外科で左肺下葉切除、回復後に右肺部分切除
③ 呼吸器外科で右肺部分切除と同日に左肺下葉切除

左肺下葉というのが一番大きな腫瘍があるところで、これは大動脈やら心臓やら気管支やらを巻き込んでいる可能性があるのでとにかく早く取ってしまわないといけない部分。
そして右肺にある腫瘍は小さいので、部分切除でいける。
だから手術の優先順位としては 左肺 → 右肺 という順番。
以前はあまりにも腫瘍が小さかったので、手術は難しいという回答だった。でも今ならいける。

ただ、左肺を半分取った後で右肺を手術した場合(②)、手術中に酸素の取り込みが足りなくなってしまい、手術続行不可になる可能性が。
それを避けるために、先に右肺の腫瘍を部分切除してから、そのまま左肺下葉切除をする(③)という方法もありますよ、とのご提案。
ただ、合併症リスクは高くなるとのこと。

ちなみに、左右ともに完全胸腔鏡下ではなく、併用になる見込み。
傷は10cmくらいになるそうだ。


一番安全な選択は、①の左肺下葉切除+ラジオ波焼灼。
②はちょっとギャンブル。右を開けてみたけど最後までできませんでした、ということも起こりうる。
③はどうだろう、可能性がある以上は一応お伝えしますけど、という程度のものだと信じたい。



そしてさらに驚くべきことに。
左肺の腫瘍だけが妙に大きくなっているのは、もしかしてこれは転移巣じゃなくて原発巣、つまりは純粋な肺がんなんじゃないかという恐ろしい指摘が。
そんなばかなー。



とりあえず、今日は左肺下葉切除はやります、というところまで。
①か②か③かは持ち帰り。
でも、①だよなあ。







by amefurashimodoki | 2016-10-12 21:10 | RFA・肺切除 | Comments(0)

RFAへの道① せんせいに、そうだんだ!

自分、今のところ原発巣は再発なし、その代わり両肺に転移巣(多発転移)という状態。



ラジオ波焼灼術(RFA)は、肝臓がんでは保険適用だけど、肺では自由診療。
そろそろ使える薬も減ってきたし、薬を使い切る前に何かやりたいけど、手術は腫瘍が多いから適応外だし、放射線はケモとの兼ね合い的に厳しいし、温熱療法とかどうかな → マイクロ波って何? → ラジオ波焼灼……焼灼?って、何て読むの?みたいな間抜けなところから始まった。



私の状況ではどうやらラジオ波焼灼しかなさそうだけど、できるかどうかは分からないし、やってる病院はここからかなり遠いし(飛行機の距離、もしくは新幹線で半日がかり)、先進医療から外れた自由診療だから費用もかかるし、そもそもあまり情報もないし、でもね、でもね。
体力的にも経済的にも、思い切れるのは今がリミットではないか。


そこで、スキル「せんせいに、そうだんだ!」発動。
実施例が多いA・Bの病院のHPを印刷し、診察時にご相談。
ケモを続けることに異存は全くないが、できることを今のうちにやっておきたい、他に転移が出ちゃったらもうできないし、働けなくなったら思い切った治療は難しくなるし、と。
やはり肺に対するラジオ波焼灼はなかなかレアな治療法なので、主治医からアプローチできる先はないみたいだけど、それだけにまっさらな状態でとにかく話を聞きに行くのがよいのではないかという結論に至った。



で、この辺から、いろいろと思いがけない展開が起こり始める。


① 自分が行ってみようと考えてたのは一番実施例が多いA病院だけだったが、後から主治医から「どうせなら(次に実施例が多い)B病院にも行ってはどうか」と連絡が。……正直、その時はええっと思った。でも、面倒がるところが自分の悪い癖でもあるため、一晩考えて、思い切ってその提案に飛び込むことにした。


② A病院とB病院の予約日が1カ月近く離れてしまい、先に予約が取れていたB病院の日程をA病院に合わせて動かしてもらうことも考えた。しかしまたまた一晩考えて思い直し、先にB病院を受診することに。


③ B病院では、気管支や血管に近い腫瘍があるため現状ではラジオ波焼灼実施はできないと一度は言われた。でも、ちょっと粘ったところ、その腫瘍を手術で取れれば残りは治療可能との提案を受ける。ただし、多発転移だしラジオ波焼灼はあまり知られていないため、手術を引き受ける施設は少ないと思われる……が、同じB病院の外科でなら、手術 → ラジオ波の流れができているので可能ではないかと。で、手術の実施の可否の参考データとして、ということで、ほぼ術前検査をしてもらう。


④ 持ち帰って、再度「そうだん」スキル発動。B病院で言われた「腫瘍を手術で取る」とは腫瘍のみの部分切除ではなく肺下葉切除で、それなりの手術だし術後の診察もある。そのためできればかかりつけ病院の呼吸器外科でやってもらえないかと相談。実は以前、呼吸器外科には腫瘍の切除について相談したことがあり、一旦は難しいという返事をもらっていたこともあって、うーんどうかなあ、治療の流れ的にも全部B病院でやってもらった方がいいと思うけどなあ、……と渋られつつ、それでも粘ったところで主治医スキル「だめもとで、でんわしてみよう!」発動。


⑤ ケモ終了後、診察室に戻ってみると、なんとかかりつけ病院の呼吸器外科で手術を引き受けてもらえるとのこと。ラジオ波焼灼前提の手術であることも伝えたが、それでも大丈夫、やりますよとのことであった。自分もだめもとだと思っていたので、変な声が出た。これはものすごく助かる。



主治医によれば、B病院にしろかかりつけ病院にしろ、標準治療の選択肢がまだある状態だったらここまで上手くは行かなかったのではないかとのことで。
そうですねほんとよかったです助かりますありがとうございました、と言いつつ、あれ今すごいこと言われた?いやいや気のせい。


実は肺下葉切除なんてこれっぽっちも考えてなかったので、しかも肺を切るとなるとQOLの問題が出てくるので、B病院での診察結果からこっち、どうしようどうしようと混乱の極みであった。
治療法があってよかった、というのは頭ではわかっていても、気持ちが全くついていかない状態で。
でも、数日かかって手術やむなしという気持ちになって診察を迎えて、さてどこで手術を受けるか?という問題も解決しつつあるので、こうなったらこれは流れに乗るしかないでしょう。




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by amefurashimodoki | 2016-10-05 17:36 | RFA・肺切除 | Comments(6)
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ、肺RFA。
by あめふら
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