あめふら日記

カテゴリ:RFA・肺切除( 42 )




保険の請求など


術後9日目。
起床直後の息切れ、そして右の肋骨下の差し込むような痛みよ。
もしかしてまだドレーン入ってるんじゃないか、的な痛みよ。
息をするたび痛いんだよ……ていうかむしろ息ができないんだよ……


先月頭のB病院での肺RFA、保険請求用の診断書が届いていた。
いつも厳封してある診断書しか見たことなかったけど、今回は診断書+提出用封筒という形で届いており……
何だかコピーして取っておきたくなるよねー。

ということで、車でコンビニまで行ってコピー取って、あとは書類を揃えて保険会社あて発送。
肺RFAは自由診療だから、自分が入ってる保険だと支払われる額はかなり少なくなる可能性が高いけど、もらえるものはがっちりもらっておくのよ。



そして術後10日目。
天気がよいので大人しくしておられず、いつものペースで歩けば5分で着くスーパーへ。
ああやっぱり買い物に出るのは早かったか。
途中で休憩を3回くらい挟んだら着けた。
着いた後も5分くらい座ってたけど。
がんばれ自分。






by amefurashimodoki | 2017-05-09 21:09 | RFA・肺切除 | Comments(0)

痛いのは痛い


病院の電動ベッド(常にある程度背中を起こして寝ている)から、自宅の普通のベッド(フルフラット)に戻った結果。

① 朝方、神経痛で目が覚める
② 痛み止め飲みたいな、と思う
③ はて、どうやって起きるんだっけ
④ 布団をのけて、傷がない方を軸にして、30分くらいかけて起き上がる
⑤ 寝ている間は呼吸が浅くて肺がこわばっているので起き上がると息苦しいため、ベッドに腰掛けて5分くらいかけてゆっくり呼吸しながら肺をほぐす
⑥ さて痛み止めを飲むぞ


今日は深く呼吸をするとドレーンが入っていたあたりがずっきーんと痛む、という状況だったので、朝からトラムセットを飲みましたよ。
そしてどうやら両手でならある程度の重さのものも持てるようだけど、右手だけを下ろして何かを取ろうとすると重さに関係なくものすごく痛いらしい。そもそも病院では「床に置いたものを取る」なんてしなかったし。(……あ、やったことあった。すっごい痛かった。)
物を取り上げる時には体ごと。
ああ、まだまだ病院が恋しい……



とはいえあんまりぼんやりしてても仕方ないので、入院セットを整備。
ついに思い切って、10年以上愛用してきた小旅行用バッグを入院セットに下ろすことにした。
そして旅行用バッグを新調するのだ!
無駄遣いにならないように、旅に出ればいいのだ!






by amefurashimodoki | 2017-05-07 22:08 | RFA・肺切除 | Comments(2)

右肺部分切除


世の中はゴールデンウィークとやらであると小耳に挟みましたけれども、あめふらは目下絶賛リストバンドなしの野良入院患者生活でございます。うにゃあ。
本来ならば数日前に「さあ、森におかえり(海か?)」の予定だったのですが、まぁいろいろありまして。



今回は手術の2日前に入院。
何と言っても半年前にも似たような手術を受けているため、お互いに何だか勝手知ったる状態。
術前説明では、

① 右肺の転移巣2つを部分切除、転移巣は両方とも肺の外側にあるので最悪でも区域切除でOK
② 右肺にはもう一つ小さな転移巣があるが、これは切除困難な位置にあるため恐らく今回は手をつけない
③ 手術中の左上葉のみでの片肺換気については、濃度100%の酸素で対応。それでも低酸素状態になった場合は、適宜右肺を動かしながら手術を続行する。その度に作業が中断するので時間はかかるが手術自体は可能(前回さんざん脅かされていたのでどうなることかと思ったけれど)

④ それよかすでにあめふらには左肺が半分しかない上にこれから右の肺も小さくするんだから、肺塞栓症とか無気肺とか肺炎とか起こしちゃったら死んじゃうよ、痛いとかだるいとかつべこべ言わないで術後のリハビリ頑張れ

とのことであった。
右肺と左肺に微小な転移巣があるんだけど、それは手術が終わったらRFAで焼くんだよね?という前提での話だったので内心戸惑いつつ……
あめふらは次はまずケモを考えておったんじゃが……



当日の手術室入室は午後遅くで、点滴入れてT字帯を付けて手術着でひたすらベッド上待機というのはこの上なく辛かった。
絶飲食だし。
手術室入室後は硬膜外麻酔に若干手こずりつつ、また例によって肩の激痛とともに目が覚めたら終わっていた。


所要時間は麻酔開始から3時間半、改めて説明を要する内容もないくらい予定通りだったそうだ。



今回は術後ICUに入ったため、なんと手首に動脈ラインが繋がりっぱなしで、そこから血圧測定と採血をしていた。採血時にシリンジをぎゅーっと引いた時の、親指からひゅーっと血の気が引く、というかほんとに冷たくなる感覚たるや。
そして夜中にドレーンバッグのチェックにやってきた執刀医が、私が目を開けたとたん看護師さんの腕を引っ張ってえらい勢いで出て行ったのはなぜですか夢ですか。きっと夢だ。



術後1日目
今回はレントゲンも比較的穏便に撮ることができた。やはり部分切除と葉切除の違いか。
午前中にはICUから病棟に戻ったものの、なぜか今回は手術してない方の左手に力が入りづらく、うがいのコップなど取り落としそうになる。さらに今回は麻酔のせいか吐き気もあって、食事は丸一日パスした。
でも(残念なことに)これまでの経験から「術後1日目を乗り切れば奇跡の回復」という確信があったので気にせず。
そして今回は術後1日目で歩いた。尿カテは抜けなかったけど。


術後2日目
レントゲンはとりあえず車いすで連れて行ってもらう。その後朝食を1/3食べられたと主張し、点滴と尿カテ抜去。しかし言われた通りに痰が絡んだのをごほごほ出していたらドレーンバッグ内の排液が一気に3倍近くになる。どうやら軽い気胸(肺瘻?)を起こしていて、その空いたスペースに液体が溜まって、咳をするたびにドレーンからごぼごぼ出てきていたらしい。しまいにはあめふら本体のドレーンが挿さってるところからもなんか出てきてびっくりした。人間の身体って、空白ができないようにできているのね。


術後3日目
レントゲン(とりあえず大きな)異常なし。ドレーンからの排液もほぼストップ。ただ、一度昨日のような症状を起こしてしまった以上、最短コース(術後5日)で退院という目は消えた。しっかり治るまでおうち帰っちゃだめ、だって。
もっとも、あめふら的には全く問題なし。
ぼこぼことした排気が断続的に続いて呼吸の圧も不安定だったけど、それも元に戻ったので、「ドレーンを鉗子2本でクランプ」という非常に前衛的で尖ったスタイル(前記事参照)になる。


術後4日目
看護師さんから右背部に皮下気腫を指摘される。自分で触っても分かんないけど(そもそも術後すぐだから皮膚の感覚が麻痺してるし)、押されると確かに皮膚の下でスポンジのようなぷちぷちした感じがする。というのを回診の先生に言ったらば、「首のとこにあったやつですよね、昨日のレントゲンに比べれば小さくなってますから大丈夫」って、他にもあったんかい……
でも他に異常はないので局所麻酔&ホチキスでドレーン抜去。その後一日観察して、問題なければ翌日退院。
二度目だけど(いやだからこそ)やっぱり太いドレーンの抜去はいろんな意味でダメージがでかく、しばし呆然。
とはいえ右肩の筋肉痛もだいぶ良くなったので、楽になったといえば楽になったんだよね。脇の下の縫合跡がもこもこして気になるけど。
午後には意を決してシャワー。
そして、ドレーンの存在が消えた今、傷の痛みと肋間神経痛が俄然意識の中心に躍り出た。


術後5日目
クリティカルパス上の退院予定日。ま、気胸のおかげですでに一日延期は確定しているわけだが。
ところが回診の先生が「明日の朝の採血&レントゲンで問題なければ、明後日退院ですね」と爽やかにのたまう。何かの聞き間違いかと思って「明日じゃなくて、明後日退院でもいいんですか?」と何度も確認したが、退院許可は明日の朝に出せると思うけど、退院日自体は明後日でいいと言う。あーじゃあ冷暖房完備の環境下でひたすら心肺機能のリハビリと現実逃避に励もう(だって退院したら次の一手を考えなきゃなんないじゃん)、ということで、退院予定日再延期。


術後6日目
やや異音はあるものの、レントゲン問題なし。
赤血球少なめCRP高めなのは術後だからで、血小板も白血球もちゃんと足りてるので大丈夫だと思う。ということで、明日の退院は問題なし。
ちなみに背中の手術痕はきれいに左右対称になっているらしい。えっとえっとそれは。何か生えてくるのか。
皮下気腫もまだあるみたいなんだけど、あめふら自分ではわかんないんだよねー。見ても触っても。



今回の手術は前回の左肺下葉切除と違って、右肺上葉部分切除+右肺下葉(ちょっと大きめ)部分切除だった。そのため術後に高熱が出ることもなく、咳をしてもそこまで肺に痛みがあるわけでもなく、横になったら胸水がたぷんたぷんする、みたいなこともなかった。
息苦しいのは息苦しいけど、パニックになるほどでもなかったし。
横になったり体勢を変えると咳が出る、という胸膜反射もそこまでひどくない。

ただ、切断面が長いぶん、縫合して肺に空気を入れた時に予定外のことが起きやすかったのかな、とご拝察。あとはやっぱり度重なるケモで肺の組織も弱くなってただろうし。
結果として、前回の左肺下葉切除より入院生活は長くかかったけど、まぁそれはそれでよかよか。



でもね、やっぱりもう痛いのも苦しいのもほんとに嫌だよママン……ICUにはもう入りたくないよ……


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by amefurashimodoki | 2017-05-05 20:45 | RFA・肺切除 | Comments(0)

なうろーでぃん


プログラムの最適化中……

この作業には数日間かかることがあります……
d0238636_13370241.jpg


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by amefurashimodoki | 2017-05-02 13:44 | RFA・肺切除 | Comments(2)

ブルーインパルス


まぁめっちゃかっこいいんですよ。
とはいえ自分も今までに見たのは1回だけで、それでも大興奮したんですよ。


そしたらね!
なんと!
昨日たまたま空を見たら、なんかすごいみっちりした編隊飛行してる小さい飛行機がいて。
普段はこの辺はこういうの飛ばないんだけどなおかしいななんだろな、と思っていたら、本物のブルーインパルスのテスト飛行だったのですよ!
本番と同じ時間にテスト飛行するのですよ。
病室の窓がやたらとでかく更に上層階なので、目の前を!ブルーが!飛んでる!
そして、あめふら知ってるよ!テスト飛行と本番とでは課目が違ったりして、本番では見られないものがテスト飛行では見られたりするんだよ!

急降下から急上昇しながらぶわーっと広がる、というレインフォールにうわぁぁぁぁぁ鳥肌立ったあぁぁぁぁかぁっこいぃぃぃぃという非常に頭の悪い会話をしながら、明日の本番はおやつ持って正座待機だね!ということで本当に正座で待機した。



そうか、ブルーインパルスのかっこよさはどこからともなく颯爽と現れるところから始まってるんだな。

ということで、あーあれじゃない?来たよ来たよ!かぁっこいいぃぃぃぃ!わー!って本気でIQ下がったらどうしよう(きっと下がっている)っていうかまじ病院の屋根邪魔だよね、とか言いながら、術後3日目も粛々と経過しております。
胸腔ドレーンはまだ残っているものの、他の管は抜け、よたよたと歩行中。


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by amefurashimodoki | 2017-05-01 16:42 | RFA・肺切除 | Comments(2)

ちょっと行ってくる


最近何だか検査機器と相性が悪いというか、技師さんの「あれ?」「ちょっと待っててくださいね」がよく聞こえる……
何だこれ菱沼化か……

とか何とかやってるうちに、術前検査が終了した。



歯医者さんでの歯のクリーニング……もとい、歯石取りも終了。(予約時に全身麻酔前のクリーニングですと伝えてあったのに、伝わってなかったんだよ……そして歯石は保険で取れるけど、歯のクリーニングは自費になりますって初めて言われたんだ……今までの歯医者さんでは言われたことなかったんだけど。ホワイトニングのことを言ってるのかと思って、取り急ぎ歯石取りだけお願いしたら、本当にそれだけだった。それだけだったんだよ。虫歯ありますよ、とか歯周病傾向なのでこのままの歯磨きじゃだめですよ、とか言われたけど、言われただけだったんだよ。あの複写のぺらぺらの紙はもらったけど、どこにどんなトラブルがあるか、一切書いてくれなかったんだよ。落ち着いたらまた行きつけの歯医者に戻るよ。浮気した自分がばかだったんだよ。そして歯科医師は男性の先生一名のはずなのに、会わなかったよ。そんなもんなのかい?まぁいいさもう行かないさ。)

手術セットは半年前の左肺手術後に整備してた。

入院セットは先々週退院した後にさらに精選・補充した。

一応、エチゾラムもフルニトラゼパムも持っていくことにした。

保険の請求用紙も取り寄せた。

暇つぶしの本も用意した。Kindleって便利だなあ。



ということで、ちょっと入院して肺切ってきます。

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by amefurashimodoki | 2017-04-24 21:02 | RFA・肺切除 | Comments(10)

次いってみよう


呼吸機能検査 → 肺活量は7割、その他の肺のはたらきは至って正常
心エコー、負荷心電図 → なんと異常なし(特に負荷心電図を無事に終えられてほっとした)
採血(何だかんだで10本分) → 血球のみなさんは至ってぴちぴちしておられる



ということで、あとは3D-CTと肺血流シンチを経て、右肺も切ることになりました。



B病院では右肺の腫瘍は3つと数えていたけれども、呼吸器外科では下葉~中葉にある腫瘍は一つのかたまりと考えるそうで。
よって、「右肺下葉の腫瘍(30mm超、周りに小さな腫瘍ができている)は周りを含めて部分切除もしくは区域切除、上葉の腫瘍は部分切除」を目指すこととなった。
傷は脇の下~背中に8cm程度、あとは胸腔鏡&ドレーン孔がわき腹に2cmとのことなので、左にあるのと同じような傷が右にもできると考えればよい。

うーん、でも前回は術後3週間でB病院まで行ってるし、1カ月も経てば普通の生活ができるはず。
未だに違和感はあるけれど、術後半年あればお風呂で傷をこすったりしても(一応)大丈夫。
辛かったら3度の飯とロキソニンで何とかなる。


そして!
執刀は部長先生(`・ω・´)シャキーン
前回も今回も、非常にスピーディーな展開を用意していただきました。



とはいえ一番の問題は、「右肺の手術中は左のみの片肺換気になるが大丈夫か」という点。
自分の左肺は上葉しかないので、これで呼吸が保つかどうか。

でもこれは執刀医の技術とか病院の設備とかいう以前の問題で、誰にもどうにもできないと思うので、もうね、頑張ってというしかない。(自分も何にエールを送ればいいのかよくわかってない)
かといって、前回の手術の時にプランC(同日に両肺を一気に手術する)を採用していたら今よりも状況が良くなっていたか、と言われれば、それも違うと思うしなー。今でも時々考えるけど、考えるたびに「両脇腹から胸腔ドレーンが出てる状況」にぞっとする。そうなったら、あの吸引用のドレーンの箱も2つくっついてたわけでしょうきっと。本気で言ってますかそれは。



実はずっと右の背中が痛くて困っていたんだが、首を動かすと肩甲骨の内側が痛いとか、朝起きて物を取ろうとすると痛いとか、痛い部分が移動するとか、時々爪楊枝で刺されたような痛みがあるとか……そしてロキソニンで解決するとか……なんか、これって精神的なストレスからくる背中のこわばり、あるいは肋間神経痛なんじゃないか……

「夕方になると心臓がばくばくする」のはB病院から帰ってきたら見事に治ったので、この背中の痛みも手術が終われば解決するのかな。してくれるといいな。






by amefurashimodoki | 2017-04-17 23:32 | RFA・肺切除 | Comments(4)

RFAから1週間


咳が出るようになった。
やっぱり肺をいじったんだなーと実感する。
ドレーン跡は何となく怖くて保護材を貼りっぱなしにしていたんだけど、今日思い切ってはがしてみたら、かさぶたどころか穴がすっかり埋まっていた。
ちょっとね、痛いというか違和感はあるんだけど。


可及的速やかな右肺腫瘍の切除、については、主治医が非常に迅速に動いており、呼吸器外科への照会・紹介・予約が済んでいた。
それどころか呼吸機能検査の予約まで済んでいた。

腫瘍の摘出については技術的には全く問題ないそうで、ということはこの検査で手術の可否が決まるんだよな。
そう思うと咳が出ている今の状態はベストではないんだろうけど、肺が生えてくるとかしない限り、いつまで待ってもたぶんベストな状態にはならないと思うので、とりあえずいろいろ振り絞ってこようと思う。






by amefurashimodoki | 2017-04-11 19:30 | RFA・肺切除 | Comments(4)

RFAへの道⑪ 左肺RFA実施


B病院IVR科での入院期間は1週間でありました。



入院2日目が治療ということで、1日目は治療の流れについて。

① ライン確保
② 尿カテ入れる
③ 抗生剤と安定剤と痛み止めの座薬入れる
(ここまでが病室での準備)
④ CT室で治療
⑤ 帰室後、心電図計とパルスオキシメーター装着、3時間絶対安静
⑥ その後計器類はそのままで一晩ベッド上安静
⑦ 翌日、医師からの許可が出たらベッドから動いてもよい
⑧ 抗生剤は3日間点滴

思ったより本格的でびびる。もっとお気軽なやつかと思ってた……
その後、点滴はポートからということで ① ライン確保 が予定から外れる。そうしてもらえるとこちらとしてもありがたい。



翌日、朝からポート穿刺、尿カテ挿入。
あとはひたすらCT室から呼ばれるのを待つ。
絶飲食だしやることないし、ていうか意識ある状態で尿カテ入れられるのってこんなに辛いものだったのか……

そうこうしているうちに、CT室から呼ばれる。
特に手術着に着替えるとかでもなく、普通の病衣にストレッチャーで運ばれる。




ふわああぁ!いらっしゃぁい!よぉこそぉ↑CT室へ~!どうぞどうぞ!ゆっぐりしてってぇ!いやま゛っ↓てたよぉ!やっと患者さんが来てくれたゆぉ!嬉しいなあ!ねえなんにぃ使うぅ 色々あるよぉ、これね、cool-tipって言うんだってぇハ↓カセに教えてもらったンの!ここから電流が出るからそれを使ってにぇ




……まずはCT台にうつ伏せに乗る。
背中とわき腹にアースが貼られる。
穿刺部分をごりごりと消毒。
鎮静としてフェンタニル。
局所麻酔後、腫瘍めがけてニードル穿刺。
ばしっと刺さったら、12、3分ほど通電。
ニードル抜いて終了。




のはずであった。
ああ一番痛いのはどうやっても局所麻酔だよなあ、で終わるはずであった。
がー。




ええと、噂には聞いていたが、まず「胸膜は痛い」。きっと何やっても痛い。
cool-tipという冷却機能付き(なんかタライに氷を入れるような音がしてたけどまさか)ハイテクニードルをCT上で確認しながらゆっくり慎重に腫瘍に刺していくわけだけれども、明らかに「妙にそこ激痛」ポイントがあった(抜く時もピンポイントで痛かった)。これが胸膜か。肺からしたら最後の砦ってやつか。
この先、胸膜に近いところを焼くことになったらと思うとぞっとする。


今回焼いたのは肺の奥の方の腫瘍1個(30mm超)だけだったため、実は通電して焼いてる時は肺にはほとんど何も感じなかった。
が。
なぜかのう、電圧が上がれば上がるほど(たぶん1分ごとに電圧上げてるんだと思う、あめふら電流とか電圧とか抵抗とかよくわかんないけど)左の奥歯というか親知らずがぐりぐりとものすごく痛むんじゃ……これが代理戦争ってやつかのう……

そしてほどよく焼けた頃合いであった10分過ぎあたり、気管の奥から焼鳥(炭火・塩)の匂いが。
匂いだけなら我慢できたんじゃが(だってほんとに鶏肉が焼ける匂いだし)、軽くむせてしまったんじゃよ。



そのせいじゃろか。

ニードルを抜き終わってみたら、胸が……いや肺がしぼんでおったんじゃ……

そうじゃ、気胸を起こしてしまったんじゃ……




ということで、表に返されて左胸に胸腔ドレーン挿入となりまして。
実にためらいなく局所麻酔、ぐいぐいとドレーンを入れられて、ぶしぶしと空気を詰められて、ばしーっと縫われて終了。
あめふら的には「胸腔ドレーン = あのぶっといやつ(マカロニだったら具を詰めるやつ)」のイメージがあったのでうぁぁぁぁいだぁぁぁぁぁい、と思いながらされるがままだったけれども、実際は点滴チューブくらいの細いやつが入ったらしい。
しかし太さはともかくドレーンは左胸の下から肺の外側にかけて結構な長さが入ってたので、息を吸うたびに痛い。上体を起こすと痛い。動くと痛い。これがドレーン入れてから丸一日続いた。

そして気胸はあっという間にほぼ治ったものの、ドレーンが入ってるからということで酸素吸入とパルスオキシメーターの装着(邪魔)、あとはちょっと長めの抗生剤投与と毎朝の胸部レントゲンが義務付けられた。
パルスオキシメーター(邪魔)のデータは無線でナースステーションに飛んでいくのでさぼれない、という変なプレッシャーを感じつつ、結局、1週間の入院期間のうち5日間をドレーンとともに過ごした。
あっでも、パルスオキシメーターと仲良くなったおかげで、「最近夕方になると脈が飛ぶ」というのが具体的にどうなってるのかが分かってよかった。
たぶん期外収縮ってやつだなこれ。アウフタクト的な。

「夜になると心臓がばくついて痛くて眠れない」という怪奇現象も、ドレーン抜去とともに消失。ロキソニンが効くっておかしいな、と思っていたが、肋間神経痛の症状だったらしい。
ちなみに抜去は 糸を切る → 抜く → 保護材貼る、で終了でした。



ちなみにちなみに、治療の数日後に撮った造影CT、造影剤が苦かった!
今まで趣味のようにCT撮りまくってきたけど、造影剤が苦いなんて知らなかった……

ニードルの傷跡は2mmくらいの小さな切り傷程度だった(らしい)が、治療後の病衣にはべっとりと血がついており(気胸の治療が優先された結果)、その後2日ほど「なんか浸みてる」状態が続いた。特に痛くはなかったんだけど、やっぱり小さいけれど深い傷を負ったってことね。



そして今のところターゲットは焼き切れたので、今度は右肺の手術の向けて動き出すことになるのである。
もうこの際、切れるとこは全部切っちゃおうぜ。
んで、切れなかったやつも今回は見送った左肺のちっちゃいやつも焼いちゃおうぜ。
(いえほんとはオペとケモできえてくれるといちばんいいですごめんなさいうぁぁぁぁ)


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by amefurashimodoki | 2017-04-09 20:58 | RFA・肺切除 | Comments(2)

RFAへの道⑩ まずは行ってみよう




3月のCTの結果、全体的には増大傾向、ただし胸膜播種は画像上では消失、肝転移も石灰化、つまり壊死が始まっていることが分かった。
そこで主治医を通してB病院のIVR科にRFA実施について問い合わせてもらい、ついでに画像データも確認してもらったところ、外科手術と併用、かつ根治を狙わないという線でならいけるかも、という回答をいただいた。



今まで2回のトライ&エラー、悶々として悶々としてもう考えることに疲れ果てた3月末、あめふらは再びB病院に向かった。




朝イチでまずは診察。
予め主治医から聞いていた通り、RFAのみでの根治は難しいけれどもそれでもよければ、ということで、入院・RFA前提でさらに詳細な情報を得るために、血液検査とCT撮影。
噂には聞いていたが、これがダイナミックCTか……
すごい勢いで造影剤が入る!そして何回も撮影するから時間かかる!
ついでにいうと、造影剤の針が!痛い!(←これはCT自体とは関係ないけど、針痕の出血が止まるまで2~3時間かかった)


で、分かったこと。

1、右肺の一番大きくて血管も気管も巻き込んでるやつは、本体が大きくなってる(30mm超)だけではなく、周りに子株を作っているので、やっぱり外科切除が妥当

2、左肺上葉の腫瘍は確かに血管に接しているが、腫瘍の真ん中に血管があるわけではないのでRFA可能。ただ、なまじ太い血管(ここまで太いとRFAで焼けてしまうこともないそうだ)に接しているだけに、そこだけ温度が上がりきらず腫瘍が完全に焼き切れない可能性もある

3、右肺中葉?あたりの2つは周りに血管も気管もないのでRFAで焼き放題

4、他にも3mmくらいのちっちゃいのが出てきてるけど、これも焼ける

5、胸膜には何もなし、肝臓?……あれ何かあったっけ?ああそういえば何かが石灰化してるね(ケモを1カ月近くお休みしてたので、君たちはいったいどうしていたかと思っていたよ)

6、ちなみに腫瘍マーカーはほぼ倍増。


全体的に腫瘍が大きくなるペースが結構早いので、あまりゆったり構えるのはよろしくない感じ。
でも肺の転移巣でも微妙にサイズが小さくなってるのもあるので、ケモの効果はゼロではない。ケモとRFAと手術、いわゆる集学的治療でやっていくべき。



この結果を受けての、今後の方針のご提案。

まずは外科では取れない左肺上葉の腫瘍に対するRFAを実施。
そのうえで、右肺下葉の腫瘍をを手術で摘出、そして必要に応じて追加でRFA実施。
ていうか、その形しかできないですね、とのこと。
確かに。

もし右肺下葉の手術ができないとなれば、RFAで焼けるところまで焼いて腫瘍の減量を図る。でもこれはあんまり意味なさそう……


で、入院混んでるのかなーロンサーフ1クールやってからかな、と思っていたら、RFA実施は5日後になるので、前日に入院してくださいって、……えっ?えっ?
自分は明日半日以上かけて地元に帰って、そして入院準備をして、でまた戻ってきて……10時入院のためには当然前泊しなきゃならんから……えっとえっと……



わ か り ま し た お ね が い し ま す 。(パルプンテ





その後看護師さんから入院の説明を受け(いろんなとこから患者さんが集まってくるけど、あめふらぐらい遠いところから来る患者さんはレアだそうだ)、かかりつけ病院に電話して消化器の予約を変更してもらい(来週が診察だった)、主治医殿に呼吸器外科で手術してもらえるかどうか聞いて欲しいとお願いし、保険会社に入院するので書類をくれと電話し、実家に事の顛末を説明し、うーん何だかなにがなにやら……

いっそこのままこの街に留まって入院に必要なものも全部買っちゃってもいいんじゃね?と思ったが(往復の交通費を考えると、宿泊費+買い物でもおつりがくる)、入院となれば保険から交通費実費が出ることがはっきりしたので、やっぱり一度帰ることにした。




さて、いったん自宅に帰ってきたはいいものの。
入院セットもほぼ揃ってるはずなんだけれども。
1週間の入院、さあ何をどうやって持っていけばいいんだろう……


さてみなさん、水曜どうでしょうの「ヨーロッパ・リベンジ」をご存知ですか。
「短!パン!だ!」の「ヨーロッパ・リベンジ」です。
あの気持ち。
わかる。超わかる。

手術じゃないから(手術セットもクリニカルパスもない)何もいらないっちゃあ何もいらない。
でも一応1週間の入院だから、それなりに何かしら必要なはず。
入院セットには「入院のしおり」に書かれた持ち物が全て揃っている。3日分くらい。


……えっとえっと、よくわかんなくなってきたなあ。なんかもう、いいかなあ。せんたくきもかんそうきもあるよね。ばいてんっていう、いろんなものがてにはいるべんりなしせつもあるんだよ。すごーい。えへへ。えへへへへ。(←帰ってきた直後で疲れがピークのフレンズ)



結局、入院セットをさらに厳選し、小さいスーツケースに詰めて前泊の宿に送りました。
足りなきゃ買うもん。何とかなるもん。




ついでにかかりつけ病院に撮影したCTのCD-ROMを届け、主治医と話もしてきた。(会えるんだったら電話しなくてもよかった……)
肺の手術の可否についてはもうちょっと待ってね、ということで(こっちも全然急いでないんで大丈夫です)、ただやっぱり肺は切っちゃったら生えてこないからなあ、あんまり切っちゃうと苦しいゆぉ、と。


そうなんですけどね。ほんとはできることなら私ももうどこも切りたくない。針も刺したくない。痛いし苦しいし。
でもさあ、残念ながらロンサーフは全体としては効いてないわけだし、これでSD維持はきっと無理だ。このままだと、近いうちにこないだ取った左下葉の腫瘍と同じような状態になるやつがどんどん出てくる。
これからもケモでつなぎながら共存していくためには、どっかで一回がつんとやらなきゃならんでしょう。

ただ、私のRFA後の希望としては、正直、できれば肺の葉切除は避けたい。
B病院で受けた呼吸機能の検査、去年の秋(手術前)のデータと比べて7~8割くらいしかなかったんだよ。
そりゃそうだよ、肺が足りないんだもん。苦しいし。


でもねでもね。8月には職場復帰するの。それまでにできることはやってしまいたいの。
最後に勝負に勝てればいいの。



この肺の一連の処置が終わったら、俺、ケモのセカンドオピニオンに行くんだ……
だから、それまで待っててくれるかな……






by amefurashimodoki | 2017-03-30 22:21 | RFA・肺切除 | Comments(6)
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ、肺RFA。
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