あめふら日記

カテゴリ:RFA( 13 )




たとえその先が断崖絶壁であろうとも


昨日は診察。RFAをお願いしているB病院とのやりとりの首尾について、主治医から教えてもらう。


今回のCTの結果を予め見てもらったところ、かねてから話題になっていた右上葉の腫瘍について、もしかしたらRFAではなく外科手術になるかもしれないとのこと。
また、全体的に根治を狙うのは難しいかもしれないが、それでもよければ、という話だそうだ。
どうも全体的に何だか不穏な感じ。


しかし進むより道はないので改めてB病院の予約をお願いし、翌日、地域連携センターに予約票と紹介状を受け取りに行った。



主治医の話ではB病院でPET撮影になるかもということだったが、届いていたのは予約票のみ(てっきりPETかCTの案内票もくっついてくると思ってた)。
要は、B病院に行ってからの出たとこ勝負再びということか。



帰りにがん相談室に寄って愚痴+世間話をしてちょっと気は紛れたけど、でもふと我に返るとお腹の底からもやもやが上がってくる。
ま、できるもできないも、まずは行ってお話ししてみないとわかんないもんね!
肝メタ胸膜播種疑い両肺多発転移+左下葉切除済みで、さらに右肺部分切除(もしくは葉切除……?)を引き受けてくれる病院はあるのかな、という思いもあるけど、そういう素人が考えても仕方ないことは、本当に考えても仕方ないのだ。


……でもやっぱり気力はそがれ気味。今回は思い切って往復飛行機+大都会泊にしようかと思ったけど、やっぱりおとなしくJRでいいやあ、んでホテルも病院の近くに連泊にしとこ、みたいな。


でも6月のゴスペラーズはいろいろチケット押さえちゃったから無事に行きたいなあ。ほんとに外科手術やるんだったら早くやりたいなあ。


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by amefurashimodoki | 2017-03-17 16:16 | RFA | Comments(2)

RFAへの道⑨ 再び坂を上る


3月上旬某日、朝イチでCTを撮る。
一週間後、診察にてCT結果の説明を受ける。


ええと、読影レポート。

肺の転移巣は軒並み増大傾向(主治医いわく、比べたらまぁ大きくなってるかな、程度だそうだ)
肝臓の転移巣は大きさ変わらず、内部が石灰化しているようだがよくわからん



しかしあめふらの目は一番最後の一文を真っ先にとらえたのよ。
今までになく身を乗り出したのよ。


胸膜播種と思われる部分は縮小しており、結 節 は 見 ら れ ま せ ん


だってー。
えーまじか。
ほんとか。
それでいいのか。



全体としてはマーカーもぐんと上がり、明らかに状況は進んじゃってるけれども。

試合に負けて、勝負に勝った。

ってことでいい?
こぶしを固く握りしめるあめふら、そして主治医何そのあわれみのほほえみー。なに何それー。こっちだって必死だったのよう。そうそう最近仏に似てきたって言われませんか。


やっぱり、ロンサーフは腫瘍縮小効果を狙うというよりも、進行をコントロールするための薬なんだなあ。ただ、あのおなべのふた程度の腫瘍なら何とかできたんだろう。
それとも「これってほんとに腫瘍なのかな」という主治医の当初の説が意外と正しかったのか。



ということで、病院を通じてRFA実施予定のB病院に連絡を入れてもらうことにした。


……しかし何だか気持ちがすっきりしない。まず(自分の中での)ロンサーフの治療目的はクリアしたんだし、これから打って出るんだぞって局面、もっとわくわくするかと思っていたが、思いのほか気持ちが弾まない。


CTではとりあえず「胸膜播種がコントロールされていること」が確認できたが、怖いのはPET-CT、という共通見解。
CTでは写らない播種がいちめんに、とかなってたら目も当てられないので、(もしPET-CTが必要というならば)できることならこっちで撮って確認してからにしたい。前回みたいに「RFA受けられると思って行って、軽い気持ちでPET-CT撮ったらアウトでした」ていう流れになったらちょっと辛い。(でもきっと先方の機器に空きがあれば向こうで撮った方がいいんだと思う)


やっぱり2回挑戦して2回ともうまくいかなかったことで、それなりに学習しました。
人生は坂だらけ。
あめふらしもどきにも脳はあるのだ。

そして、治療が受けられるのはとてもうれしいんだけど、それってつまり病気がある程度の段階に入ったということでもあり。



……それと、仮にRFAが受けられたとして、その後の治療について考えていかなければ、という話と。
標準治療外のレジメンはここではできないから、もし考えてるならセカンドオピニオンとか紹介とか、って、先生こないだからずっとそういう話をしている。


ねーねー、あと何手かで詰むと思ってるでしょ。
いやそうなんだけど。結構な崖っぷちなんだけど。
(こないだガイドラインを確認したら、今4th lineにいることが分かってびっくりした。まだ3rdにいると思ってた。)
それと、私がもう標準治療を見切ろうとしてるんじゃないかって思ってるでしょ。


でもね、私まだ何一つ諦めてないし、あくまでも基本は標準治療だと思ってるのよね。
まだベクティビックスとスチバーガは使ってないし(もしかしたらまだアービタックスも使えるんじゃないかと思っている)。



ああ、一歩前進とはいえ現実が重い。そして相変わらず未来も重い。



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by amefurashimodoki | 2017-03-12 13:21 | RFA | Comments(4)

吐き気止め&CT

ロンサーフの休薬期間に入った。
うーんもしかして、自分の場合、ロンサーフの吐き気止めは4日目から必要なのかもしらん。
まぁ休薬してからはそんなにひどくはないので薬を飲むかどうかは微妙だけれど、ちょっと食欲を削ぐ吐き気胸焼けがあったりなかったり。



消化器と呼吸器外科、そして薬剤師さんとの面談のこと。

薬剤師さんとはロンサーフの吐き気止めについて。
ペラプリンがぱっとしないこと、抗不安剤を飲んでること、そろそろ飲んでる薬を見直す時期なんじゃないかということ、などなどから、次回からちょっと違うタイプの吐き気止め(ジプレキサ)を使ってみてはという話になった。
あとは、抗EGFR薬時代のもろもろの薬は終わりでいいんじゃないかなと。
確かにね。気になってたけどついつい先生に言うの忘れちゃってたんだよね。



呼吸器外科では、執刀医・ガーゼ(改)先生からPET-CTに写っていたぽちについて。

CT読影のレポートにも、ちーっちゃくぽちってありますねー、と書いてあったそうで。
そう言われてよくよく見れば、なんか鍋の蓋のつまむとこ(割れたら交換できるやつ)みたいな形のちーっちゃなのがある。
で、広がってるならPETでもうちょっと広範囲に色がつくであろ、ということで、このぽちは今のところ単独のぽちという線が濃厚。

で、このぽちが何者かというのは手術してみないと分からないけれども、もしこれががんでもそうでなくても、はたまた正体が分かっても分からなくても、ケモ継続という治療の方針は変わらないわけで、それなら胸水取って細胞診の必要もないんじゃないかな、という。
針刺すから痛いし気胸になるし。
たしかにー。
ということで、ぽちに関してはケモ継続で経過観察。
どうしても取りたいんなら胸膜全部剥ぐって方法もあるらしい。そこまでのメリットもないですけどねーあはははは。

あ、「手術の最後にパンク修理の要領で縫合不全がないかどうか確かめる」のはどうやってやるのかも聞いた。
胸腔内に水を溜めて、人工呼吸器から肺に空気を送って膨らませて、空気が漏れないかどうか確かめるらしい。
さすがに手は入らないし肺も取り外せないから、実際にバケツとかにぶくぶく沈めることはできないらしい。
ほほう。そりゃそうだ。


うちは切ることしかできないけど、できることはお手伝いしますから!と言ってもらえた。
力強い。いや心強い。



で、今日のまとめを消化器で。
ぽちはCTにも写ってたけど外科的には特にやることないので、ケモで経過観察をがんばる。
さらにいろいろ相談して、飲み薬がだいぶ減った。
そうそう、FOLFIRI+サイラムザって手もあるよ、って。それ単剤で使えたらいいんだけどなあ。

今回のロンサーフ1クール目では、骨髄抑制が出た。白血球3,000、好中球1,800。一気に治療前の半分以下に。
ま、それでもまだまだなんだけど、それでもここまで下がったのは1年ぶりくらい。
休薬中に戻るかな、ってことで。


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by amefurashimodoki | 2016-12-09 17:42 | RFA | Comments(2)

RFAへの道⑧’ セダム先輩の冬支度とケモのこれから


セダム先輩は日光が大好きなので、春から秋にかけてはエアコン室外機の上でほぼ放置。
結果、葉はみっしりと茂り、真っ赤になっていた。

でもさすがに寒くなったので、部屋に取り込んで日当たりのいい場所で越冬してもらうことにしたんだけど
d0238636_13215875.jpg
順調に赤色が褪め、そして徒長しております。おひさまが足りないらしい。
新しい根っこは出てきた。
でも先輩、外にいたら凍りますから。



そして今日は診察。
夕方近くの診察だったこともあり、すっかりたそがれ。
ここのところ割とこまめにCTは撮っていたけれど、肝転移疑いも胸膜転移疑い(というか、胸膜に関しては先生訳によれば「わかんないけどなんかある」ってことらしいんだけど)もそこでは指摘されてこなかっただけに、お互い、いやはや何ともかんとも参ったね、といった雰囲気。
うちにPETがあったらよかったのにね、って先生、それでもきっと予防にはならなかったと思うんだよね。でもここにあったら3カ月後のPETでの評価ができたね。


とりあえず来月頭にCTを撮って、転移の有無と場所とサイズを確定させて、ベースラインというかスタートラインを決める。
(胸水の細胞診のご提案にはちょっとびびった。もしCTで胸膜播種確定になったらやるのかな。)
肝転移については、大腸からの転移なら当院でラジオ波可。ただ、他の腫瘍がコントロールできてることと、エコーで腫瘍の場所が確定できることが条件だから、胸膜転移疑いあり、かつ肝転移巣のサイズが4mmとかだとまだ無理みたい。


あとは、ケモの選択なんだけど……

意外なことに、ロンサーフ再挑戦となりました。

ベクティビックスを推されるかと思いきや、先生も悩んだらしく。
抗EGFR薬は一旦お休みということになった。
で、新しい薬に手をつける前に、制吐剤大盛り仕様でロンサーフを。
前回チャレンジした時は一週間でギブアップしたけど(だから評価ができないままだった)、今回は働いてない分体力に余裕があるから頑張れるんじゃないかな。ていうか頑張らなきゃな。

そしてこのままいくと、やっぱり今年度中に予定の治療を終わらせるのは無理だね、ということを確認。
ここまできたらやれるところまでしっかりやりたい(ていうか休職前と比べてこれっぽっちもよくなってない)ので、休職延長の方向で。


それと一緒に、もし時間があってそういうつもりがあったら治験なんかも調べてみて、という話になった。
標準治療が終わったわけじゃないけど、まぁ一通りやっちゃったからねー。



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by amefurashimodoki | 2016-11-24 23:04 | RFA | Comments(0)

RFAへの道⑧ 一回休み

今日はラジオ波を受ける予定のB病院での診察。
そして診察前にPET-CT。



PET自体は何てことなく、朝から絶食(糖分を取っちゃだめ) → 病院で受付 → 着替えて薬を注射 → 待機室で1時間休む → トイレ後、撮影。

そして、結果を踏まえて診察。



ラジオ波で治療を考えていた転移巣は、右肺上葉に一つ、下葉に二つ、左肺上葉に一つ。

ところが今回 、それ以外に見つかったもの。


左肺切除後の胸水内、胸膜付近に5mm程度の集積が一つ。おそらく播種。
そして、肝臓右葉にも4mmくらいのが一つ。これも転移の疑い。



で、RFA実施について。
もともと治療予定だった肺の転移巣も、新たに見つかった肝転移も、言ってみれば何とでもなる。
ただ、胸膜播種となると、放っておくと胸水が溜まって肺の機能を圧迫するので厄介。
よって、これが何とかできない限り、他の転移巣をいくら治療しても意味がない。
そしてこれだけは手術もRFAも難しいので、ケモでコントロールできること、つまりは現状維持もしくは縮小が認められれば、他の転移巣へのRFAは可能、と。


ふう。
正直、疲れた。


でも、前回と同じく、RFA実施不可になったのではなく、越えなきゃならん課題が出てきたんだと思う。
ほんと、近くて遠いRFA。
まずは本気でケモ計画の練り直し。とりあえず3カ月後の現状維持に向けて。


ということで、地元に戻って せんせいに そうだんだ!


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by amefurashimodoki | 2016-11-16 22:59 | RFA | Comments(3)

RFAへの道⑦ 呼吸器外科手術4

術後4日目、ごはんも割としっかり食べて、甘い飲み物は1日一回とする。
夜眠れないので昼寝はせずに、散歩したりデイルームまで行って保険請求の書類を書いたり、各種がんの小冊子を集めてきて読んでみたり。
でも息切れがまだ酷いので入浴はパス。髪が結える長さになっててよかった。
胸のごぼごぼ、肩の筋肉痛、肋間神経痛は変わらず。ロキソニンは胃薬とともに1日3回きっちり服用。
それでも昼間の努力のかいもなく、眠れないのは仕方ない。



そして術後5日目。
レントゲンも採血結果も傷の状態も異常なしということで、退院。
離床が1日遅れたのでスタッフの皆さんはちょっと心配したみたいだけど、その後至って順調な経過をたどり、予定通りの日数で退院できた。
でも正直、最低でも術後1週間は入院させといて欲しいよねえ。




今日は術後10日目。
息苦しさは日常動作(立ったり座ったり屈んだり)でひどくなるので、実家で何もせずに療養中。
ごはんが自動で出てくる夢のような環境。
しかし、先日散歩に出てみたら、30分かかってせいぜい1kmしか歩けなかった。
先日ったって手術から1週間経ってない時期の出来事だから仕方ないんだろうけど、つまりは出力が普段の1/4以下ってことで、やっぱりショック。

それでも気がついたら胸のごぼごぼは聞こえなくなってたし、昨日あたりからだいぶ息切れもしなくなった。
今日は実家に持ってきていた入院セットを整理しながら屈んだり何だりしてみたが、まぁ苦しいけどそこまででもない。
時間ぐすりってすごい。
回復はしている。



そして、術後の消化器科の診察時に、本当に興味本位で血液検査を追加してもらった。
腫瘍を取ったらどれくらいマーカーが下がるのかなと。
そしたら、

CEA 29.5 → 8.1
CA19-9 23.8 → 17.4

下がるもんだなあ!
一応骨転移なんかもちらりちらりと疑っていたけれど(まぁ骨シンチも頭部MRIも異常なしで、転移の可能性は今のところ考える必要はないんだけど)、つまり今回の急激なマーカー上昇は左肺下葉にいた彼のせいだったってことね。
しかしそうであればなおさら、切除できてよかったわあと返す返す噛みしめる。
薬が効かなかったんだもん、彼。



さて、次はいよいよRFAに向けて動き出す予定。
それまでまだしばらく英気を養います。



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by amefurashimodoki | 2016-10-29 23:06 | RFA | Comments(6)

RFAへの道⑥ 呼吸器外科手術3

術後2日目。
朝食前にレントゲンに呼ばれる。
昨日結局立てなかったので車椅子で、となったのだが、結局車椅子に乗るには起きて立って数歩歩かねばならず、そして、何てことなく起きて立って数歩歩いちゃったから自分でもびっくり。
しかしこれで、歩ける = 自力でトイレ行ける = 尿カテ抜去決定。
そして、何となくごはん食べる気になる = 点滴抜去決定。

あとは「これで胸腔ドレーンが抜けたら世界が変わりますから!おうち帰りたくなりますから‼︎」と執刀医は力説していたが、はてさて。
実は硬膜外麻酔のせいか、はたまたよっぽどうまい位置を切ってくれたためか、傷はもとよりドレーンもそんなに気にならず。
それでも硬膜外麻酔が切れて半日くらいはちょっと辛いかな、と思うところもあったが、何より痛いのは肩〜肩甲骨の筋肉痛、そして次点は左胸の辺りに始まった肋間神経痛のぴりぴりちくちく。
ドレーンのとこ痛くないですか、と薬剤師さんやら看護師さんやらに繰り返し言われると、なんか痛いような気もするけど……


で、同室の人たちとおしゃべりをするようになる。
まだまだ体を起こすと息苦しいし、動いた後はしばらく呼吸を整えないといけないが、こうやって人と話すことってかなりのリハビリになるんだなと思う。



そして、咳。
咳をする時は傷口を押さえて、とは言いますが、本当に痛いのは胸の中なんですけどどうしよう。
一度は本当に、残った左肺が破裂したかと思った。
縫合不全が起きやすいとも言われていたので、もうびくびくなんてもんじゃない。
でも咳を失敗してそんな簡単に傷が開いたら、世の中困っちゃうよねえ。

あと不思議なのが、げっぷ。
自分はげっぷが上がってきてもうまく出せないようで、無意識に飲み込んだら、ずきーんて。
まるで刃物で刺されたような痛みが、肝臓の逆サイドあたりに。
人間の体って、繋がってるんだねえ。
以来、げっぷを出すように心がけるようになる。



術後3日目。
昨日、明日朝のレントゲンで問題がなかったら胸腔ドレーン抜去しますよと言われていたが、朝の回診でいきなり執刀医と看護師さんが装備一式とでかいゴミ箱を持って現れたので、その時が来たことを知る。

病衣を脱ぎ、ドレーン側を上にして横向きに寝て、両手はベッドの柵を掴むよう言われる。
邪魔だから?と思ったら、局所麻酔!いだいだいだいだいだいだい。柵があってよかった。
で、まずは抜糸。結構力ずくで。
そして、息を吸って、止めて、はいそのまま!で、ぐいぐいぐいぐいと引っ張られて、抜けた。
と思ったら、すぐにばちんばちんばちんて……
局所麻酔はこのためだったらしい。
ドレーン抜いた後の穴を、ホチキスで留めて終了。うへー。


ちなみに執刀医は若くて可愛らしくて剛胆な女医さんで、もしかしてかつてのガーゼちゃんが進化した姿なのかと思っていたが、違ったらしい。
(※ かと思ったけど本当にガーゼちゃんかもしれない。まぁどっちにしろいいひとなのですき。)


この様子を音のみでモニターしていた同室の人が、ドレーン抜去の時は抜糸があって痛いんだと分かってよかったわ、と言っていた。
自分も人の役に立ててよかった。



で、この後数日続く現象なんだけど、夜になって横になるでしょう。
まぁ脇に傷があるから基本的に仰向けなわけね。
そうすると、息をする度に、胸の中で音がするわけ。
ごぼごぼ、ごぼごぼ、って。
これってあれかしら、体を起こしてる間は胸腔の下の方に溜まってる胸水が、体を仰向けにすると平らに広がって、呼吸をする度に中で波打ってるのかしら。
何なのかしらねえこれ。
でも結構気になるのよね。
咳をした時もねえ、傷口を押さえるでしょう、そうすると何だか水を入れた風船を振ってるみたいな感触がするのよねえ。
何かねえ。ついつい傷口を庇っちゃうから、女マンだ。みたいなポーズになっちゃうのよねえ。
(女マン、もしくはそんな感じの声で読んでね!)



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by amefurashimodoki | 2016-10-29 15:04 | RFA | Comments(0)

RFAへの道⑤ 呼吸器外科手術2

手術日。下剤の手応えはなし。
術衣に着替える → 点滴を刺してもらう → 今朝の分のアルジネードウォーターを飲みながら、出荷を待つ。

点滴については、入院前からちょっと弱っていたのか、なかなか刺さらず参った。
結局3回刺し直して、手の甲に落ち着いた。
しかし、血管がぼこぼこ見えていた分、ここが一番痛くなかった、……かも。



800、手術室へ出荷される。
まずは硬膜外麻酔から。
局所麻酔で痛い痛いと大騒ぎし、管を入れる段階でも痛くて騒いで麻酔を追加され、でも管が刺さってみたら、もしかしてこれって背骨のくぼみに収まってしまうくらい細い管なのかしら。
仰向けにされても何の違和感もない(局所麻酔のせい?)。
で、あとは血圧計とか酸素測るやつとかあれこれ付けられながら、こないだは途中で麻酔切れちゃったんでよろしくお願いしますーとかなんか和やかな雰囲気で談笑しつつ、いよいよマスクを付けられてガスが入ってきて、はいちょっとむせますよ、と言われて本当にちょっとあら何かしらこれむせるわねごほごほ、で記憶が途切れて、目が覚めたらリカバリー室にいた。

な に こ れ す ご い 。



まずは傷の痛みというより、左肩〜肩甲骨がものすごく痛い。
これは手術中の体勢の問題だそうで、数日続きますよとのこと。
あとは、枕元に懐かしのシュアフューザーがいて、スイッチがくっついていて、これを押すと背中から痛み止めが入るらしい。
自分はこれを痛み止めと認識していたけれど、つまりこれは左胸にセルフ麻酔するものなんだね、と数日経って理解した。
スイッチを押すと背中にじわっと液が広がる感じがしてうへえと思うけれど、自分の場合はその後しばらくしてもう一度押して、じわっと感がないくらいが程よい効き具合であるらしい。つまりは2プッシュで1セット。
ただ、押し過ぎると吐き気が出る。
あとは鼻に酸素チューブ、わき腹の上の方から胸腔ドレーン、さらに導尿カテーテル、点滴。
息苦しいけど術後すぐだからそんなもんだろうと思う。
37℃後半の発熱は数日続いたが、氷枕で対応。
麻酔がキレよく醒めて意識が結構クリアだったので、その分強く喉の渇きを感じたが、まめにうがいをさせてもらえたのがとてもありがたかった。


手術の首尾についても執刀医がさっくり教えてくれた。
病理検査の結果、肺の中にいたのはやはり大腸がんだった。
よって、プランAに従い左肺下葉切除とリンパ節郭清を行った。
心臓の裏側にぴったり張り付いていたように見えた腫瘍だが、物分かりよく剥がれてくれたらしい。
手術時間はトータル4時間だったそうだ。
いやーん超予定通り。ありがとう先生。



明けて術後1日目。
相変わらず息苦しかったものの、硬膜外麻酔のおかげで傷はほとんど痛まなかったし、肩〜肩甲骨は結局ただの筋肉痛だからどうしようもないし、ということで、結構気楽に朝を迎えた。酸素チューブも外れた。


ところが。

これから毎日の日課となるところの胸部レントゲン撮影。
今朝はさすがにベッド上で撮ることになり、じゃあ坐位で撮りますから体起こしてください、と言われてベッドのリクライニングと介助で起きてみたところ、


な に こ の 息 苦 し さ !

ち ょ っ と 待 っ て ま じ で 苦 し い !

全 然 息 が 入 ら な い !

ち ょ っ と ど う い う こ と ⁉︎


軽くパニックになるわし。
その後も体を起こすたびに、息苦しさが増して大変。
体を起こすのでやっとなのに、立つとか無理!歩くなんてとんでもない‼︎
先生無理だよこれ全然頑張れないよ?


結局この日は立つも座るもできず、従って尿カテも抜けず。
午前中には一般病室に戻って、昼からは食事も出たものの、やっとこさ体を起こしてお茶だけすすって、あとはひたすら寝ていた。
どうやら体に力が入っていなかったらしい。
力が入らないので、そもそもどうやって起きたらいいかも分からない状態。


どうなるわし!
このままでは世界の平和が守れないぞ……!



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by amefurashimodoki | 2016-10-28 12:20 | RFA | Comments(2)

RFAへの道④ 呼吸器外科手術1

呼吸器外科への入院は、手術の3日前だった。
今回の入院・手術の目的は、左肺下葉を切除して、一番大きな腫瘍を取り除くこと。
……その前に、肺に散らばっている腫瘍が大腸がんの転移巣であることを確かめること。
これがもし原発性肺がんなら、多発転移のステージ4で手術適応外なので、生検のみで手術終了。
入院期間は9日間程度、術前3日、手術を挟んで術後5日で退院の予定。

5年前のお腹の手術の時は何だかんだで3週間入院してたから、それに比べれば肺切除って楽勝なのね、なんて思っていた(そんなはずはない)。

しかし、もらったクリティカルパスを何度も確認するけれど、術前3日という入院期間の必要性が分からない。点滴だって手術当日の朝からだし、何するの?
入院について説明してくれた看護師さんに「どうして手術の3日も前から入院になるのか」と聞いてみたけれど、うーん、病院生活に慣れるため、とか。
うーん。



入院初日はそれでも一応やることがあった。
動脈血の採血とか(ベッドに横になっての採血だったのでよく分からなかったけど、先生が採血のための注射器を太ももの付け根に直角に刺していたような。そりゃ痛かったけど、思ったほどの激痛ではなかった。そして動脈血は思ってたほど赤くもなかった)、麻酔科の診察とか。

麻酔科の先生には、前回のお腹の手術の時、縫合中にふんわりと麻酔が醒めたことを訴えてみた。
点滴による麻酔だと、どうも徐々に覚醒させる時のコントロールが難しいらしい。今回はガスを使うそうだが、「じゃあちょっと深めにかけるようにしますね」って何だか美容院みたいな会話になった。
あとは、今回は術後の痛みのコントロールのために硬膜外麻酔を入れることになった。
背骨のとこに細い管を留置して、そこから直に痛み止めを入れるという。
でも、説明の紙に「麻酔の管自体はすっごい細いから、頑張って入れようね」なんて書いてあったらそりゃ緊張するじゃんー。
パスによれば、管を入れるのは手術の前日または当日。そこで回診の時に「当日の方がいいです(だって全身麻酔かかっちゃうし)」と訴えたら「当日でも全身麻酔の前に入れるからね」とあっさり言われ、一瞬にして夢を打ち砕かれたのは秘密。


その後、入院2日目は朝イチで採血、そして朝の回診時にちょっとだけうとうとしてたのを見つかり「寝るな、歩け」と言われたので非常階段を往復したら筋肉痛になり、夕方から執刀医による手術説明を受けて、骨転移も脳転移もないことを確認。

手術時の問題として、左肺下葉を切除するってことは、気管支を途中で切断することになるから、そこをがっちり縫い止めることができるかどうかという話になった。
自分の場合、長くケモをやっているので、縫合不全を起こす可能性が高いとか。
そうならないために、心臓周りの脂肪とかいらない筋肉とかをパッチとして使うんだって。
さらに、手術の最後に自転車のパンク修理みたいに肺を水に漬けて、空気漏れがないかどうか確認するんだって……じてんしゃ……どうやって……じてん……しゃ……?


3日目はこれまた朝イチでシャワーを済ませ、術後のリカバリー室に持っていくものを揃えたら、毎日の日課であるトリフローと吸入以外、本当にやることがなくなった。


夕食後に下剤を飲み、術後の脱水を防ぐとかいう経口補水液(アルジネードウォーター、紙パックに入ったスポーツドリンクの親玉みたいなの)も飲んで、さらにいつものようにエチゾラムも飲んで、健やかに眠りについた。
まだ点滴すらつながっていない。いいのかこれで。



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by amefurashimodoki | 2016-10-27 22:30 | RFA | Comments(0)

RFAへの道③ 入院します

まずは左肺下葉切除に向けて、各種術前検査が終了。
骨シンチ、肺血流シンチ、頭部造影MRI、3D-CTその他もろもろ。
今回は手術の日程が急遽早まったこともあり(しかも2週間も)、もう検査詰め込めるだけ詰め込みました、という感じの詰まり様であった。



そしてまあ、怒涛の日程をゆるゆると流されていこうと心に決めたものの、やはり激流は激流であった。
予定がとんとん拍子で早まっていくのはありがたいことなんだけど、それは頭では分かっているんだけれど、案の定気持ちがついていかなかった。

先週末から食べると吐き気、食べなくても吐き気、気持ち悪くなるから食べたくない、という状態になってしまった。
それでも体重ががくがく減っていったわけではなかったけれど、ちょっとずつ減って戻らない。
やばい。
そしてその結果、何だか風邪っぽい。ていうか風邪ひいた。
助けて先生。
ということで、エチゾラムに加えてスルピリド、そしてメイラックスと、気持ちが楽になるおくすりが増えました。
ま、これで確かにごはん食べる気になったし吐き気もしないし、食べて寝られるようになれば結果オーライ。
もういいよ、増えてくれよ体重。




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by amefurashimodoki | 2016-10-14 22:36 | RFA | Comments(6)
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ。
by あめふら
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