あめふら日記

2017年 03月 21日 ( 1 )




これだから人生は


昨日あたりから本格的に気持ちが沈み始めた。
それまでも沈みかけてはぎりぎり浮き上がり、という状態だったのが、一昨日はモチベーションを保つのが精いっぱいになり、昨日、ついに。
どれくらい沈んでいるかというと、SHISHAMOの「明日も」のサビの4小節がエンドレスで脳内再生されるくらい。で、ああ、眠ってると物を考えなくてよくていいなあ、みたいな。ぶくぶくぶく。
気分転換になるかと思ってドライブに出てみたが、採石場に迷い込んで、車がいたずらに埃まみれになって終わった。


そんなところに届いたお知らせ。
ずっと仕事で関わってきた相手が、ついに新たな旅立ちを決めたそうだ。
ここまでいろいろあったんだよなあ。そうか、ついについに。
ほんと、人間は一人ひとりいろんなことを考えて、決めて、進んでいくもんなんだなあと思った。
まるで未分化細胞だ。可能性のかたまりだ。
これが未来だ。


人生って時々、沈みかけたところにさっと光が差すような出来事がある。
光だから決して掴んだりできないけど、そこに向かって一瞬だけぽこんと浮き上がれるような。
そこで一瞬だけでも息継ぎができれば、また沈んだとしても何とかなるよね(←やっぱり沈んでいる)。





ここ何回かの診察で、治験とかセカンドオピニオンとかいうのが必ず出てくるのでちょっと気になっていた。
ここでできることはもうないです、とか言われて、もしかして他のところに放流されるんじゃないか、とか。



でもふと思い出した。
自分も逆の立場になったことがある。
仕事相手から「あめふらは我々に対する興味がないのではないか」と指摘されたことが。
いやいや、状況としてはむしろそのこと(相手の将来)に対する興味関心しかないといっても過言ではなかったんだけど。

当時はそのクレームの意味が分からなすぎて困惑した(それぐらい青二才だった)けど、やっと今何となく分かった。



こちらとしてはデータや資料を提供していろいろ説明して選択肢を示していたつもりだったけど、それはあくまでつもりで、相手にとってはピントがずれてたのね。欲しいのはそういうことじゃなかったのね。
こちらからしたら自分以外の外部につないだ方がいい結果になりそうな場合でも、そういうのは抵抗感がある人もいるしね。


じゃああの時どうするのがベストだったのかと言われるとそれは謎だけど(結局のところ自分は相手としっかり信頼関係が作れなかったのが敗因だと思う)、最終的には「あめふらは自分たちに何もしてくれなかった」という感情を相手に残してしまった。


問題解決のためにはお互いの協力が絶対必要なのに、片や「どうしたいのか希望を言ってくれればそれに沿って何とかします」、そしてもう一方は「相手はプロなんだから、何にもしなくても自分にとって一番いいものを提示してくれるはず」、それじゃかみ合うはずないわ。
でもさ、求めちゃうよね。
「自己決定力」VS「プロへの万能感」。



そうか、あの時の相手は今の自分と同じような不安を感じていたのかもしれない。

相手からしたら、あの頃の自分はこういうふうに見えていたのかもしれない。
そして、あの頃の自分がそれなりに精一杯やろうとしていたように、先生も精一杯道を拓いてくれようとしているのかもしれない。






by amefurashimodoki | 2017-03-21 17:06 | 病気さまざま | Comments(2)
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ、肺RFA。
by あめふら
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