あめふら日記

RFAへの道⑪ 左肺RFA実施


B病院IVR科での入院期間は1週間でありました。



入院2日目が治療ということで、1日目は治療の流れについて。

① ライン確保
② 尿カテ入れる
③ 抗生剤と安定剤と痛み止めの座薬入れる
(ここまでが病室での準備)
④ CT室で治療
⑤ 帰室後、心電図計とパルスオキシメーター装着、3時間絶対安静
⑥ その後計器類はそのままで一晩ベッド上安静
⑦ 翌日、医師からの許可が出たらベッドから動いてもよい
⑧ 抗生剤は3日間点滴

思ったより本格的でびびる。もっとお気軽なやつかと思ってた……
その後、点滴はポートからということで ① ライン確保 が予定から外れる。そうしてもらえるとこちらとしてもありがたい。



翌日、朝からポート穿刺、尿カテ挿入。
あとはひたすらCT室から呼ばれるのを待つ。
絶飲食だしやることないし、ていうか意識ある状態で尿カテ入れられるのってこんなに辛いものだったのか……

そうこうしているうちに、CT室から呼ばれる。
特に手術着に着替えるとかでもなく、普通の病衣にストレッチャーで運ばれる。




ふわああぁ!いらっしゃぁい!よぉこそぉ↑CT室へ~!どうぞどうぞ!ゆっぐりしてってぇ!いやま゛っ↓てたよぉ!やっと患者さんが来てくれたゆぉ!嬉しいなあ!ねえなんにぃ使うぅ 色々あるよぉ、これね、cool-tipって言うんだってぇハ↓カセに教えてもらったンの!ここから電流が出るからそれを使ってにぇ




……まずはCT台にうつ伏せに乗る。
背中とわき腹にアースが貼られる。
穿刺部分をごりごりと消毒。
鎮静としてフェンタニル。
局所麻酔後、腫瘍めがけてニードル穿刺。
ばしっと刺さったら、12、3分ほど通電。
ニードル抜いて終了。




のはずであった。
ああ一番痛いのはどうやっても局所麻酔だよなあ、で終わるはずであった。
がー。




ええと、噂には聞いていたが、まず「胸膜は痛い」。きっと何やっても痛い。
cool-tipという冷却機能付き(なんかタライに氷を入れるような音がしてたけどまさか)ハイテクニードルをCT上で確認しながらゆっくり慎重に腫瘍に刺していくわけだけれども、明らかに「妙にそこ激痛」ポイントがあった(抜く時もピンポイントで痛かった)。これが胸膜か。肺からしたら最後の砦ってやつか。
この先、胸膜に近いところを焼くことになったらと思うとぞっとする。


今回焼いたのは肺の奥の方の腫瘍1個(30mm超)だけだったため、実は通電して焼いてる時は肺にはほとんど何も感じなかった。
が。
なぜかのう、電圧が上がれば上がるほど(たぶん1分ごとに電圧上げてるんだと思う、あめふら電流とか電圧とか抵抗とかよくわかんないけど)左の奥歯というか親知らずがぐりぐりとものすごく痛むんじゃ……これが代理戦争ってやつかのう……

そしてほどよく焼けた頃合いであった10分過ぎあたり、気管の奥から焼鳥(炭火・塩)の匂いが。
匂いだけなら我慢できたんじゃが(だってほんとに鶏肉が焼ける匂いだし)、軽くむせてしまったんじゃよ。



そのせいじゃろか。

ニードルを抜き終わってみたら、胸が……いや肺がしぼんでおったんじゃ……

そうじゃ、気胸を起こしてしまったんじゃ……




ということで、表に返されて左胸に胸腔ドレーン挿入となりまして。
実にためらいなく局所麻酔、ぐいぐいとドレーンを入れられて、ぶしぶしと空気を詰められて、ばしーっと縫われて終了。
あめふら的には「胸腔ドレーン = あのぶっといやつ(マカロニだったら具を詰めるやつ)」のイメージがあったのでうぁぁぁぁいだぁぁぁぁぁい、と思いながらされるがままだったけれども、実際は点滴チューブくらいの細いやつが入ったらしい。
しかし太さはともかくドレーンは左胸の下から肺の外側にかけて結構な長さが入ってたので、息を吸うたびに痛い。上体を起こすと痛い。動くと痛い。これがドレーン入れてから丸一日続いた。

そして気胸はあっという間にほぼ治ったものの、ドレーンが入ってるからということで酸素吸入とパルスオキシメーターの装着(邪魔)、あとはちょっと長めの抗生剤投与と毎朝の胸部レントゲンが義務付けられた。
パルスオキシメーター(邪魔)のデータは無線でナースステーションに飛んでいくのでさぼれない、という変なプレッシャーを感じつつ、結局、1週間の入院期間のうち5日間をドレーンとともに過ごした。
あっでも、パルスオキシメーターと仲良くなったおかげで、「最近夕方になると脈が飛ぶ」というのが具体的にどうなってるのかが分かってよかった。
たぶん期外収縮ってやつだなこれ。アウフタクト的な。

「夜になると心臓がばくついて痛くて眠れない」という怪奇現象も、ドレーン抜去とともに消失。ロキソニンが効くっておかしいな、と思っていたが、肋間神経痛の症状だったらしい。
ちなみに抜去は 糸を切る → 抜く → 保護材貼る、で終了でした。



ちなみにちなみに、治療の数日後に撮った造影CT、造影剤が苦かった!
今まで趣味のようにCT撮りまくってきたけど、造影剤が苦いなんて知らなかった……

ニードルの傷跡は2mmくらいの小さな切り傷程度だった(らしい)が、治療後の病衣にはべっとりと血がついており(気胸の治療が優先された結果)、その後2日ほど「なんか浸みてる」状態が続いた。特に痛くはなかったんだけど、やっぱり小さいけれど深い傷を負ったってことね。



そして今のところターゲットは焼き切れたので、今度は右肺の手術の向けて動き出すことになるのである。
もうこの際、切れるとこは全部切っちゃおうぜ。
んで、切れなかったやつも今回は見送った左肺のちっちゃいやつも焼いちゃおうぜ。
(いえほんとはオペとケモできえてくれるといちばんいいですごめんなさいうぁぁぁぁ)


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by amefurashimodoki | 2017-04-09 20:58 | RFA・肺切除 | Comments(2)
Commented by たわわ at 2017-04-10 06:46 x
予定の日数で戻られよかったです。あの処置もこの処置も痛く苦しかったですね。
あめふらさん遠い地でよくがんばってこられました!お疲れさま♪
Commented by amefurashimodoki at 2017-04-10 20:09
> たわわさん

こんばんは。
いい話のた、じゃなくて、経験になりました。
やっぱり経験してみないと分からないことってありますね。
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ、肺RFA。
by あめふら
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