あめふら日記

RFAへの道④ 呼吸器外科手術1

呼吸器外科への入院は、手術の3日前だった。
今回の入院・手術の目的は、左肺下葉を切除して、一番大きな腫瘍を取り除くこと。
……その前に、肺に散らばっている腫瘍が大腸がんの転移巣であることを確かめること。
これがもし原発性肺がんなら、多発転移のステージ4で手術適応外なので、生検のみで手術終了。
入院期間は9日間程度、術前3日、手術を挟んで術後5日で退院の予定。

5年前のお腹の手術の時は何だかんだで3週間入院してたから、それに比べれば肺切除って楽勝なのね、なんて思っていた(そんなはずはない)。

しかし、もらったクリティカルパスを何度も確認するけれど、術前3日という入院期間の必要性が分からない。点滴だって手術当日の朝からだし、何するの?
入院について説明してくれた看護師さんに「どうして手術の3日も前から入院になるのか」と聞いてみたけれど、うーん、病院生活に慣れるため、とか。
うーん。



入院初日はそれでも一応やることがあった。
動脈血の採血とか(ベッドに横になっての採血だったのでよく分からなかったけど、先生が採血のための注射器を太ももの付け根に直角に刺していたような。そりゃ痛かったけど、思ったほどの激痛ではなかった。そして動脈血は思ってたほど赤くもなかった)、麻酔科の診察とか。

麻酔科の先生には、前回のお腹の手術の時、縫合中にふんわりと麻酔が醒めたことを訴えてみた。
点滴による麻酔だと、どうも徐々に覚醒させる時のコントロールが難しいらしい。今回はガスを使うそうだが、「じゃあちょっと深めにかけるようにしますね」って何だか美容院みたいな会話になった。
あとは、今回は術後の痛みのコントロールのために硬膜外麻酔を入れることになった。
背骨のとこに細い管を留置して、そこから直に痛み止めを入れるという。
でも、説明の紙に「麻酔の管自体はすっごい細いから、頑張って入れようね」なんて書いてあったらそりゃ緊張するじゃんー。
パスによれば、管を入れるのは手術の前日または当日。そこで回診の時に「当日の方がいいです(だって全身麻酔かかっちゃうし)」と訴えたら「当日でも全身麻酔の前に入れるからね」とあっさり言われ、一瞬にして夢を打ち砕かれたのは秘密。


その後、入院2日目は朝イチで採血、そして朝の回診時にちょっとだけうとうとしてたのを見つかり「寝るな、歩け」と言われたので非常階段を往復したら筋肉痛になり、夕方から執刀医による手術説明を受けて、骨転移も脳転移もないことを確認。

手術時の問題として、左肺下葉を切除するってことは、気管支を途中で切断することになるから、そこをがっちり縫い止めることができるかどうかという話になった。
自分の場合、長くケモをやっているので、縫合不全を起こす可能性が高いとか。
そうならないために、心臓周りの脂肪とかいらない筋肉とかをパッチとして使うんだって。
さらに、手術の最後に自転車のパンク修理みたいに肺を水に漬けて、空気漏れがないかどうか確認するんだって……じてんしゃ……どうやって……じてん……しゃ……?


3日目はこれまた朝イチでシャワーを済ませ、術後のリカバリー室に持っていくものを揃えたら、毎日の日課であるトリフローと吸入以外、本当にやることがなくなった。


夕食後に下剤を飲み、術後の脱水を防ぐとかいう経口補水液(アルジネードウォーター、紙パックに入ったスポーツドリンクの親玉みたいなの)も飲んで、さらにいつものようにエチゾラムも飲んで、健やかに眠りについた。
まだ点滴すらつながっていない。いいのかこれで。



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by amefurashimodoki | 2016-10-27 22:30 | RFA・肺切除 | Comments(0)
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ、肺RFA。
by あめふら
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