あめふら日記

心配……


先日母が、「あんたサプリメントとか飲む?」とおもむろに言い出した。
聞いてみたら、お友だちに「習い事(?)の先生が勧めてるんだけど」という話をされたんだとか。
いわく、2カ月分で18,000円、飲んで2カ月でがんが治った人がいる、絶対飲んだ方がいい……
聞けば聞くほどだめな感じのフレーズが並ぶ。
母も「うちの子は病院の薬いろいろ飲んでるから、それ以外のは飲めないと思うよ」とやんわり断ったらしいんだが、「ううんそういうのは関係ないんだって」って。
それって毒にも薬にもならないってことだよねー。


自分にしてみれば(サバイバー生活7年目を迎えようとしているので)今さら感もさることながら、とりあえず、健康食品は「健康な人が摂取しても害にならない」ものなんだよー、食べたり飲んだりすることで「がんが治る」って証明されてるものは今のところ存在しないんだよー、という話をしたものの。



母、自分の中で留めておけずにそういう話を私にするってことは、何かあった時には意外と危ういかもな、と思った。
もしかしたら、追い詰められたら変なキノコとか買うかもな。
ちょっと日ごろから言い含めておかないといけないかもな。



しかしその「2カ月分で18,000円の飲んだらがんが治るサプリメント」が何だったのかというのは気になる。
ちなみに自分がいままで試したもの(レスベラトロールとかEM-Xとか)は、最初はもらいものだったんだよね。
もらってもきっと飲まないけど。肝臓だいじに。


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# by amefurashimodoki | 2017-04-20 20:48 | 病気さまざま | Comments(3)

次いってみよう


呼吸機能検査 → 肺活量は7割、その他の肺のはたらきは至って正常
心エコー、負荷心電図 → なんと異常なし(特に負荷心電図を無事に終えられてほっとした)
採血(何だかんだで10本分) → 血球のみなさんは至ってぴちぴちしておられる



ということで、あとは3D-CTと肺血流シンチを経て、右肺も切ることになりました。



B病院では右肺の腫瘍は3つと数えていたけれども、呼吸器外科では下葉~中葉にある腫瘍は一つのかたまりと考えるそうで。
よって、「右肺下葉の腫瘍(30mm超、周りに小さな腫瘍ができている)は周りを含めて部分切除もしくは区域切除、上葉の腫瘍は部分切除」を目指すこととなった。
傷は脇の下~背中に8cm程度、あとは胸腔鏡&ドレーン孔がわき腹に2cmとのことなので、左にあるのと同じような傷が右にもできると考えればよい。

うーん、でも前回は術後3週間でB病院まで行ってるし、1カ月も経てば普通の生活ができるはず。
未だに違和感はあるけれど、術後半年あればお風呂で傷をこすったりしても(一応)大丈夫。
辛かったら3度の飯とロキソニンで何とかなる。


そして!
執刀は部長先生(`・ω・´)シャキーン
前回も今回も、非常にスピーディーな展開を用意していただきました。



とはいえ一番の問題は、「右肺の手術中は左のみの片肺換気になるが大丈夫か」という点。
自分の左肺は上葉しかないので、これで呼吸が保つかどうか。

でもこれは執刀医の技術とか病院の設備とかいう以前の問題で、誰にもどうにもできないと思うので、もうね、頑張ってというしかない。(自分も何にエールを送ればいいのかよくわかってない)
かといって、前回の手術の時にプランC(同日に両肺を一気に手術する)を採用していたら今よりも状況が良くなっていたか、と言われれば、それも違うと思うしなー。今でも時々考えるけど、考えるたびに「両脇腹から胸腔ドレーンが出てる状況」にぞっとする。そうなったら、あの吸引用のドレーンの箱も2つくっついてたわけでしょうきっと。本気で言ってますかそれは。



実はずっと右の背中が痛くて困っていたんだが、首を動かすと肩甲骨の内側が痛いとか、朝起きて物を取ろうとすると痛いとか、痛い部分が移動するとか、時々爪楊枝で刺されたような痛みがあるとか……そしてロキソニンで解決するとか……なんか、これって精神的なストレスからくる背中のこわばり、あるいは肋間神経痛なんじゃないか……

「夕方になると心臓がばくばくする」のはB病院から帰ってきたら見事に治ったので、この背中の痛みも手術が終われば解決するのかな。してくれるといいな。



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# by amefurashimodoki | 2017-04-17 23:32 | RFA・肺切除 | Comments(4)

アイバンク


かつては献血が趣味だった自分。
今となっては人様に提供できる血液ではないのでできなくなったけど。
骨髄バンクに登録したいと思ってるうちに病気になってしまい、これまたできなくなったという過去もある。
臓器だってもうぼろぼろだから、提供できる状況ではないだろう。
あちこちパーツ足りないし。(でも献体はできるみたい。)



そこに「雪崩事故で犠牲になった高校生の角膜をアイバンクに提供」というニュース。
ああ、そういう手があったなあ、自分固形がんだから角膜は提供できるんだなあ、と思って資料を取り寄せてみたところ、登録カードに近親者の署名捺印が必要……
勝手に書いて出しちゃうのもいいけど、それで後でごたごたするのもあれだしな、と思って、おそるおそる実家に持っていってみた。


実はB病院入院の際に「臓器提供について」という提出書類があって、うちの母は「死んだ後はもうそっとしておいてもらったほうがいいんじゃないか」とやんわり抵抗を示していた。
なのでこれも断られるかなあ、最悪泣かれるかなあ、と思ってびくびくしながら出してみたら、あっさりサインしてくれた。


どうやら母もニュースを見て、「亡くなった後も、誰かの目になっていろいろな世界を見られるなら」という考え方に思うところがあったらしい。



実際自分が死んだ後に何が起こるかはあずかり知らぬことだし、そもそも自分と両親とどっちが先に死ぬかも分からないし、もしかしたら最終的に提供されずに終わっちゃうかもしれないけど、とりあえず登録カードは提出した。
自分が逆の立場だったらどうだろう、と考えると確かにちょっと複雑な心境にはなるけど、大事に使ってもらえるならそれもありかなーと思う。こういうのは価値観だから何ともいえないけど、自分としては結構大きな一歩。



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# by amefurashimodoki | 2017-04-12 21:54 | 日常生活 | Comments(4)

RFAから1週間


咳が出るようになった。
やっぱり肺をいじったんだなーと実感する。
ドレーン跡は何となく怖くて保護材を貼りっぱなしにしていたんだけど、今日思い切ってはがしてみたら、かさぶたどころか穴がすっかり埋まっていた。
ちょっとね、痛いというか違和感はあるんだけど。


可及的速やかな右肺腫瘍の切除、については、主治医が非常に迅速に動いており、呼吸器外科への照会・紹介・予約が済んでいた。
それどころか呼吸機能検査の予約まで済んでいた。

腫瘍の摘出については技術的には全く問題ないそうで、ということはこの検査で手術の可否が決まるんだよな。
そう思うと咳が出ている今の状態はベストではないんだろうけど、肺が生えてくるとかしない限り、いつまで待ってもたぶんベストな状態にはならないと思うので、とりあえずいろいろ振り絞ってこようと思う。



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# by amefurashimodoki | 2017-04-11 19:30 | RFA・肺切除 | Comments(4)

RFAへの道⑪ 左肺RFA実施


B病院IVR科での入院期間は1週間でありました。



入院2日目が治療ということで、1日目は治療の流れについて。

① ライン確保
② 尿カテ入れる
③ 抗生剤と安定剤と痛み止めの座薬入れる
(ここまでが病室での準備)
④ CT室で治療
⑤ 帰室後、心電図計とパルスオキシメーター装着、3時間絶対安静
⑥ その後計器類はそのままで一晩ベッド上安静
⑦ 翌日、医師からの許可が出たらベッドから動いてもよい
⑧ 抗生剤は3日間点滴

思ったより本格的でびびる。もっとお気軽なやつかと思ってた……
その後、点滴はポートからということで ① ライン確保 が予定から外れる。そうしてもらえるとこちらとしてもありがたい。



翌日、朝からポート穿刺、尿カテ挿入。
あとはひたすらCT室から呼ばれるのを待つ。
絶飲食だしやることないし、ていうか意識ある状態で尿カテ入れられるのってこんなに辛いものだったのか……

そうこうしているうちに、CT室から呼ばれる。
特に手術着に着替えるとかでもなく、普通の病衣にストレッチャーで運ばれる。




ふわああぁ!いらっしゃぁい!よぉこそぉ↑CT室へ~!どうぞどうぞ!ゆっぐりしてってぇ!いやま゛っ↓てたよぉ!やっと患者さんが来てくれたゆぉ!嬉しいなあ!ねえなんにぃ使うぅ 色々あるよぉ、これね、cool-tipって言うんだってぇハ↓カセに教えてもらったンの!ここから電流が出るからそれを使ってにぇ




……まずはCT台にうつ伏せに乗る。
背中とわき腹にアースが貼られる。
穿刺部分をごりごりと消毒。
鎮静としてフェンタニル。
局所麻酔後、腫瘍めがけてニードル穿刺。
ばしっと刺さったら、12、3分ほど通電。
ニードル抜いて終了。




のはずであった。
ああ一番痛いのはどうやっても局所麻酔だよなあ、で終わるはずであった。
がー。




ええと、噂には聞いていたが、まず「胸膜は痛い」。きっと何やっても痛い。
cool-tipという冷却機能付き(なんかタライに氷を入れるような音がしてたけどまさか)ハイテクニードルをCT上で確認しながらゆっくり慎重に腫瘍に刺していくわけだけれども、明らかに「妙にそこ激痛」ポイントがあった(抜く時もピンポイントで痛かった)。これが胸膜か。肺からしたら最後の砦ってやつか。
この先、胸膜に近いところを焼くことになったらと思うとぞっとする。


今回焼いたのは肺の奥の方の腫瘍1個(30mm超)だけだったため、実は通電して焼いてる時は肺にはほとんど何も感じなかった。
が。
なぜかのう、電圧が上がれば上がるほど(たぶん1分ごとに電圧上げてるんだと思う、あめふら電流とか電圧とか抵抗とかよくわかんないけど)左の奥歯というか親知らずがぐりぐりとものすごく痛むんじゃ……これが代理戦争ってやつかのう……

そしてほどよく焼けた頃合いであった10分過ぎあたり、気管の奥から焼鳥(炭火・塩)の匂いが。
匂いだけなら我慢できたんじゃが(だってほんとに鶏肉が焼ける匂いだし)、軽くむせてしまったんじゃよ。



そのせいじゃろか。

ニードルを抜き終わってみたら、胸が……いや肺がしぼんでおったんじゃ……

そうじゃ、気胸を起こしてしまったんじゃ……




ということで、表に返されて左胸に胸腔ドレーン挿入となりまして。
実にためらいなく局所麻酔、ぐいぐいとドレーンを入れられて、ぶしぶしと空気を詰められて、ばしーっと縫われて終了。
あめふら的には「胸腔ドレーン = あのぶっといやつ(マカロニだったら具を詰めるやつ)」のイメージがあったのでうぁぁぁぁいだぁぁぁぁぁい、と思いながらされるがままだったけれども、実際は点滴チューブくらいの細いやつが入ったらしい。
しかし太さはともかくドレーンは左胸の下から肺の外側にかけて結構な長さが入ってたので、息を吸うたびに痛い。上体を起こすと痛い。動くと痛い。これがドレーン入れてから丸一日続いた。

そして気胸はあっという間にほぼ治ったものの、ドレーンが入ってるからということで酸素吸入とパルスオキシメーターの装着(邪魔)、あとはちょっと長めの抗生剤投与と毎朝の胸部レントゲンが義務付けられた。
パルスオキシメーター(邪魔)のデータは無線でナースステーションに飛んでいくのでさぼれない、という変なプレッシャーを感じつつ、結局、1週間の入院期間のうち5日間をドレーンとともに過ごした。
あっでも、パルスオキシメーターと仲良くなったおかげで、「最近夕方になると脈が飛ぶ」というのが具体的にどうなってるのかが分かってよかった。
たぶん期外収縮ってやつだなこれ。アウフタクト的な。

「夜になると心臓がばくついて痛くて眠れない」という怪奇現象も、ドレーン抜去とともに消失。ロキソニンが効くっておかしいな、と思っていたが、肋間神経痛の症状だったらしい。
ちなみに抜去は 糸を切る → 抜く → 保護材貼る、で終了でした。



ちなみにちなみに、治療の数日後に撮った造影CT、造影剤が苦かった!
今まで趣味のようにCT撮りまくってきたけど、造影剤が苦いなんて知らなかった……

ニードルの傷跡は2mmくらいの小さな切り傷程度だった(らしい)が、治療後の病衣にはべっとりと血がついており(気胸の治療が優先された結果)、その後2日ほど「なんか浸みてる」状態が続いた。特に痛くはなかったんだけど、やっぱり小さいけれど深い傷を負ったってことね。



そして今のところターゲットは焼き切れたので、今度は右肺の手術の向けて動き出すことになるのである。
もうこの際、切れるとこは全部切っちゃおうぜ。
んで、切れなかったやつも今回は見送った左肺のちっちゃいやつも焼いちゃおうぜ。
(いえほんとはオペとケモできえてくれるといちばんいいですごめんなさいうぁぁぁぁ)


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# by amefurashimodoki | 2017-04-09 20:58 | RFA・肺切除 | Comments(2)
2011年、35歳で直腸がん+両肺転移が判明、ステージ4からのスタート。低位前方術、FOLFOX、FOLFIRI、UFT/LV、IRIS、Cet、肺切除、ロンサーフ、肺RFA。
by あめふら
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